こんにちは!伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
昨日今日と1泊2日でとってもわくわくするワークショップが開催されました!!
松崎町で楽しみながら学ぶ旅! ファムトリップです!!^^
「なんだそりゃ!?」と思った方! 是非少しご覧ください〜♪
開催概要
目的は?
ずばり、【松崎町で半農半Xのある暮らしを実現】するためのきっかけづくりです!
〜半農半Xって??〜
「半農半X」とは、半分を農に半分を「X」に、すなわち「農のある暮らし」が半分と「X=何かに基づく暮らし」が半分とし、生きることに直結する「農」を重視した生活を大切にしながら社会に役立つ「X」に特技や役割を活かす生き方です。
〜終わり〜
今の生活から一気に農家!ってなかなか難しいですよね。^^;
だからこそ、「ちょっと体験しながら少しずつ農や松崎町の魅力を取り入れていくというのはいかがでしょうか」という試みです!
どんなことをしたの?
今回は大変有難いことに、全面的にコースをお任せいただき、私の方で目指したい形を実践させていただきました。。 ご参加いただいた皆様の温かいご支援により、無事成功をおさめることができました! 本当にありがとうございました!
- 1泊2日
- 1日目:松崎町内をご案内(素材収集)
- コース:三余農園、室岩洞、岩地海岸、石部棚田、伊豆文邸、松崎港、その他なまこ壁通り等
- 2日目:Scratchによるゲーム・ムービー制作
- ゴール:みんなで楽しい松崎を表現しよう!
ただまち歩きをするだけでもなく、ただスキル講習をするだけでなく、楽しみながら学び、そしてお互いに高め合うことを目指しました!
てらけんの狙い
冒頭のガイダンスでお伝えさせていただいたのですが、私自身はプログラマーでも農家でもありません。 ですから、半農半Xを実践しているのか、というと違いますね。^^;
だから、「みんなで一緒に何かを得られたら良いな」と思って2日間過ごさせていただきました。
一応2日間の活動目標としては、
【みんなの「できる」をひとつ増やそう!】
としました。
「松崎の魅力に気づくことができた」「プログラミングアプリでムービーができた」「面白い景色を撮影することができた」 人それぞれ何でも良いことにしました。
最後には皆様に何かを感じていただくことができ、実施して良かったかなと思いました!^^
当日の様子を覗き見!
三余農園!



市場に流通しない、幻のポンカン
栄久ポンカンの生産地にお邪魔しました!!^^
爽やかなオレンジと葉っぱの緑、青い空に参加者のテンションがMAX!!笑
5代目主の土屋人さんにもお会いし、贅沢にも色とりどりの柑橘を農園内で味わいました!!
室岩洞・岩地海岸・松崎港からの海!



見事なタイミングで富士山が!!^^
強風の中、港からの夕日の撮影にも挑戦しましたよ!
夕日自体は少し遅れをとってしまいましたが、雲の様子がとっても素敵!!
幻想的な雰囲気の中を過ごすことができました♪
プログラミングアプリ・Scratchで制作!
今回はただ旅をするだけではない!!^^
最後にみんなの思い出をプログラミングで表現することに挑戦しました!


大人だけでなく、小学生の参加も!!^^
締め切り前はドタバタ。。!?
そしてできた成果がこちら!!
とても短い時間での作業でしたが、優秀作品ばかり!!^^
各制作者の個性が溢れるスタジオとなりました♪
今後の展開
ワークショップ期間中には、新しい発見がたくさんありました。 (これからどんどん形にしていきますよ!)
ワークショップをすることで、参加者の方に巡り会えた。 そして、松崎町をご紹介することができた。 さらには、Scratchを通して各自の感想を表現してもらうことにより、さらに魅力を全員で共有することができた。
ただぼーっと旅をするのではなく、「どうやったら素材にできるか」「ここから何かヒントはないか」そんな風に見てみると少し違って見えます。
こちらとしても、「何かエッセンスを持ち帰ってもらいたい」と思ってご案内し、リアクションをもらえると「そういうところを見てるんだ〜」という発見になる。 今回はその両者がうまく噛み合っていったかなと思いました。
この体験を是非もっと多くの人に広げたい、、!!!
ということで、
IZU-DAIを(勝手に)やっていこうと思います。
ビジョンは、
枠組みのない学びをつくる。
今回の企画の中では、Scratchというアプリの基本構造の知識こそ、僕の方から提供したものの、「そこで何を表現するか」「切り取る素材のどこに着目したか」は各個人で別々に設定しました。
それが結果的にたくさんの目的をはらんでいて、そこで出てくる発見は多種多様のものがありました。 「それってプログラミング教育なの?」と言ってしまうことはもはや野暮な気がして、それこそ新しいジャンルの学びが実践できているから、従来の基準では「学んでいないように見える」だけだと思うんです。
これが実はこれから重要になると思っていて、IZU-DAIではそこをどんどんピックアップしていきたいと思います。 枠組み外の学びをつくった者こそ学者だと。従来の理系やら文系やらという垣根を意識せずいこうと。
今回のトリップにご参加いただいた方にはけっこうお伝えしていたのですが、プログラミングが理系か?とか、歴史を知ることが文系か?とかはこのワークショップ中の学びでは正直いらないんです。
そういう枠組みを気にすることなく、興味が向いた方向に突っ走れる環境だからこそ気づける学びがある。 むしろ、その境界を右往左往することで見えることがたくさんある。 そして、IZUというフィールドで学ぶんならそんな小さな枠組みの中でしか物事を考えられないんじゃ勿体無いんです。
みんなでどんどん学びをつくっていきましょう。 そのご縁の場所をIZU-DAIというキャンパスの中で実現します。
思えば昔からそうでした。
なんかいつからか「学ぶことが窮屈」。もっといろんなことをただ学べる場所があっても良くない? センター試験ほど範囲が広いのもキツイけど笑
良い成績をとるため。良い高校に行くため。良い大学に行くため。良い会社に入るため。良い給料をもらうため。
そういうのって窮屈なんですよね。 さんざんそのために勉強してきましたけど。ってか厳密にはそれが世の中的に正解なんだと思い込んでて勉強させられたわけだけど。
そのとき知りたいことを学びたいし、それが何のためになんてわからない。 理系だからって科目を選択したら、歴史を学ぶチャンスを失うことになる。
そういうのがどんどん窮屈になっていくんですよね。オトナって。 まったく、つまらんな( ;´Д`)。
今回のプログラミング講座では最初っから断言しました。
「皆さんをプログラマーにするためのプログラミング講座ではありません。」と。
だって僕自身、プログラマーじゃない。笑 素人です。
でもじゃあ「プログラミングを通して何かを伝えられるか」で言ったらけっこうあります。「子どもと大人にプログラミングをやらせるとどういう違いがあるか」とか、「実はScratchを使うだけでも自分のプレゼンスキルをひとつ獲得できる」とか。
僕はプログラマーじゃないので、どうやったらプログラミング(厳密にはScratchというアプリ)で遊べるかはけっこう違った見方で考えました。 僕の特徴といえば、素人ならどこが面白いかがわかる。 プロだと逆に見えなくなっちゃいますもんね。
そうしてみたら、普段プログラミングなんて全く接点がない人なりのプログラミングの回答が出てきて、それがまた僕を含む参加者の学びになった。特に、小学生からの指摘は斬新です。笑
これからもそういう学びを掘り起こしていきたいと思います。とりあえずはScratch等をきっかけに。
だから、「何かのためにという枠組みを超えたところの学びを求める」皆様、是非IZU-DAIにご参加ください。^^
no more professor. no more 教授. ひとりひとりの学びたいをバシバシ実践しましょう♪
あ、プログラミングを通じた旅行研修は簡単でオススメですよ〜!!^^ お気軽にお問い合わせください!
てらけん