お金とはなにか。
これってけっこう簡単なようで
実は深い問いですよね。
私たちはごく当たり前に
毎日お金を使っていますが、
本当はなんなのかわかっていない
ような気がします。
今日はそんなお金の不思議な部分について
考えてみたいと思います。
- お金のことってよくわからない
- 興味はあるけど考えることがなかった
- わかったつもりになっていた
Contents
お金の暴走を止めろ!ローカルで次の社会をつくろう

今日こんなお話をしようと
思ったきっかけはこちらの記事でした。
この金融の考えがもっと地方にも浸透してほしいですね!
— てらけん@伊豆おこしプロジェクト (@teraken099) November 9, 2019
お金で人が不幸になる時代だからこそ、お金ってなんだろうというものを一度考えてみましょう。見えるものがあるはず!
「銀行に成りさがるな」お金の暴走を止められるのはローカル・コミュニティの力(甲斐かおり) – https://t.co/kDses9mXvg
前職で金融関係に勤めていたこともあり
非常に興味深い記事でした。
是非いろいろな方にご覧いただきたい内容です。
この中で一番伝えたい内容を抜粋すると、
ローカルで循環する
経済をつくることが必要だ
と私は考えています。
お金が不幸をうむ?
最近話題になったお金の話でいうなら
- 老後2,000万円
- 手取り30万広告
- 手取り14万の現状
こんなパワーワードがあがったりしましたね。
聞いているだけでネガティブになってしまいますね。
お金があればいろいろなものを
買うことができるようになり、
あたかもお金が私たちを幸せに
してくれるものみたいな印象がありますが、
実は裏ではそれ以上に
人を不幸にしているのかもしれません。
本来は人を助けるツールだったはずのお金
困っている人にこそ
お金が適切にめぐって助けることになり、
余裕がある人はお金を提供することで
誰かを救うことができる。
そんな橋渡しがお金ならできるはずでした。
まさに相互扶助。
それが残念ながら
モノを大量につくるための道具になってしまったり、
人をこき使う口実になってしまったり。。
私たちの記憶の中ではむしろ
そういった負の側面ばかりが
思い浮かんでしまいますね。
しかし冷静に考えてみれば
こんなに画期的なシステムは他にありません。
全く違うものを交換することができたり、
人を動かすこともできる。
だからこそ人を助けることもできる。
使い方次第なんですよね。
いつからそうなってしまったのか
記事の中では、
株式会社化やマーケット・市場主義に
なってしまったこと
が指摘されていました。
私もすごく共感します。
いかに早くお金を集め、
特定の人たちのもとに富を集中させるか。
それを達成するためだけに
お金が利用され続けてしまった結果が
これだけ異常な事態を招いてしまった
といえると思います。
権力の顕在化や豊かさの象徴として
世の中を席巻するお金。
その怖さは、誰もその異常さに気付けないところに
本質があるのではないかと思います。
現におかしいとはわかっていても
お金がないと生きていけないですからね。
だからこそこういう機会に考えていただきたい
と思って発信をしています。
ローカル向きのお金をつくろう!

お金は素晴らしい機能を持っていますが
完璧ではないといえると思います。
特にその一番苦手な分野が
きっとローカルだと思います。
複合的な要素で複雑に成り立っているローカル
東京の人からするとあり得ないような
当たり前が地方にはたくさん存在します。

仕事上での付き合いがあるからこそ
ある部分は無料でやりとりしていたり、
自分より前の世代でお世話になっていたから
今の世代は不利な条件でも取引をしていたり。
表面的にはわからない事情がたくさんあるのです。
それをすぐに換金することはほぼ不可能だと思います。
1つのモノをやりとりしているように見えて
その裏にはもっとたくさんのコトが
交換されているのです。
自分たちのルールで交換しよう
そもそもかもしれませんが、
1本の水と一個の芋がどうやったら
釣り合うかというのは
誰にもわからないと思います。
なんとなくの合意のもとに
交換をしているに過ぎないのです。
それを地域ではなく
誰か大きな権力をもった人々
の都合で交換されている
ある意味ではこんな風にも考えられる
のではないかなと思います。
そんな風にそれぞれの事情にあわせた
交換のルールが必要ではないかと感じます。
新しいテクノロジーも活用しよう!
まだまだ浸透にはほど遠いですが、
個人的な範囲でVALUというサービスを
試してみたりしました。

こういうSNSが出てきたのは
非常に新鮮でしたし、
もしかしたらもっと発展した形で
活用されていくかもしれません。
この流れがもっと加速していけば、
地域の価値を守るための地域通貨
がつくれるのではないかと私は妄想しています。

円を使うのが当たり前になりすぎていて
私たちはすぐに対応できませんが、
本来、交換する通貨は自分たちで
取り決めてお互いに豊かになるように
調整し合えば良いのです。
ブロックチェーン、AI、IoT等の
技術がこれからも私たちの身の回りの
豊かさを進化させてくれるのを
願うばかりですね。
そして、その際に地方にもっと
注目が集まり、今はまだ評価されていない
地域の価値が上がっていくのを楽しみにしています。
皆さんも少しお金について知り、
これからの社会の形について考えてみませんか?

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てらけん