インタビュー

南伊豆町地域おこし協力隊OG_松原淑美

南伊豆町の地域おこし協力隊OGの松原淑美

多様で魅力的な地域へつなぐ

南伊豆町地域おこし協力隊OGの松原淑美さんのプロフィール

2017年3月で3年間の南伊豆町地域おこし協力隊活動を卒業。大阪府大阪市出身。地域おこし協力隊期間中には、「釣りガール倍増計画」というキャッチーな戦略をかかげて南伊豆町三浜地区で活動。伊豆半島における地域おこし協力隊制度がまだ根付いていない時期から各地域間の連携の重要さを訴求して伊豆おこし協力隊を立ち上げたり、みんなの夢AWARD8に応募したりするなど、町外での活躍実績もある。卒業後の現在は南伊豆町子浦地区でゲストハウスDAJAをオープンし、観光客や釣り人たちに地域の魅力を伝えている。



ここが一番自分らしく生活できる場所になった

南伊豆町の魅力ってなんですか?

去年の3月に卒業したので、今南伊豆5年目ですね。この子浦地区は漁村らしく家が密集していて、その路地の雰囲気が良い感じで好きです。個人的には南伊豆の尾道と呼んでます笑。自然が豊かな場所と言えば他にもいろいろありますが、南伊豆が一番自分らしくいられる場所なんですよね。地域おこし協力隊の期間中は、役場から委嘱されて活動しているので下手なことは出来ないし、皆さんにどう思われているかが気になってしっかりしなきゃとプレッシャーが大きかったのですが、今は当時築いたものを元に自分の好きなことを自分の責任でできているので、その意味で自由になったので少しは楽になりました。

南伊豆町の地域おこし協力隊OGの松原淑美

町に来て最初は気を遣ってしまって町の人を頼れなかったんですが、実は皆さん親切で面倒見のいい方ばかりだったんですよね。都会だと面倒な社交辞令になってしまうと思うんですけど、ここだと例えば野菜が欲しかったらむしろ欲しいって言った方が良い笑。もちろん持ちつ持たれつなんですが、あんまりくれたくれなかったに頓着していないんです。お野菜つくる理由も、自分が食べるためというより、あげるために作っているような側面もあるんでしょうね。とってもありがたくいつも皆さんに色々頂いてます。

実際に地域に入ってみて気づいたことは何ですか?

元々伊豆にはしょっちゅう来ていました。協力隊になった理由が自分の場合特殊で、何か大きな理由がっていうのはあまりなくて、母に「そんなに釣りが好きで伊豆によく行くなら住んじゃえば?」と言われたことがきっかけで3ヶ月くらいでバタバタっと来ちゃいました笑。自分が好きな釣りができればと思っていただけでしたね。だけど、実際に目の前に海がある環境だと逆に釣りに行かないものですね。毎日行っちゃうかと思っていたんですが。

南伊豆町の地域おこし協力隊OGの松原淑美

こっちに来てからは地域を知るためにけっこう情報収集や交際費にお金を使いました。カフェや飲食店、居酒屋のマスターやママさんとも仲良くなって情報をたくさんもらいました。一人でそういう場所に行ってみると人を紹介してくれるので地域を知るには良いんですよ。一年目は釣りの楽しみ方を知ることも大事だと思っていましたが、それ以外の楽しみも知るために駆け回っていました。ほぼプライベートと仕事の境がなかったです。けっこうめまぐるしかったですよ。人間関係って地区ごとに全然違うんで大変です。海の地区、山の地区、各地区で自分の地区にプライドがあるので、話を聞いているうちに「そこよりうちの地区の方が良い!こっちこい!」みたいになっちゃって笑。それだけ自分の地区のことを愛しているって素晴らしいですよね。

人材の多様性と連携は今後もっと重要になっていく

地域のこれからについてどう考えていますか?

有難いことに伊豆地域や他の半島の地域おこし協力隊の方ともたくさんご縁ができました。どの方も素晴らしいことをやっているのですが、連携をとなるとこれがけっこう難しい。南伊豆は地理的に一番遠い地域なので、他と連携していって地域も地域外も儲かってもらうようにしないと自分も困るんだということを発信しているのですが、一筋縄ではいかないですね。協力隊は地域と連携していかないと活動できないですから、その協力隊同士がまず連携して先陣をきっていけばもっとうまい形が見いだせると思っています。まず一歩はお互いの人となりを知ること。地域も隊員もお互いの理解がもっと深められれば良いなと思います。

南伊豆町の地域おこし協力隊OGの松原淑美

個人的にはもっと女性の隊員が増えていってほしいなと思います。まだ田舎だとどちらかというと男性社会の色が強いのを感じます。男性に抑えつけられているとかそういうことはないのですが、地域で活動する女性の率が増えることによって、動きやすくなる方も多いと思うんです。たくさんの方が活動しやすくなる雰囲気を自分がコーディネートしていきたいですね。

インタビューを通じて(寺田)

地域おこし協力隊の大先輩としていつも私たちの活動を温かく支援してくださる松原さん。経験値はもちろんのこと、その人脈の広さにはいつも驚かされます。

現在展開されているゲストハウスDAJAは団体も受け入れられる体制になっています!室内は昔ながらの間取りを残しながらも、カラフルな色使いや家具に女性らしいアクセントがきいていて素敵です。夏は繁忙期なのでファミリー層を中心に予約が埋まってしまうそうですが、ピークを外せばゆっくりとお話をしながら町のことや釣りのことを直接お話してくださるそうです!私はそこまで釣りをやったことがないのですが、聞いているとどんどんハマりそうになる。。笑 是非お立ち寄りください!

南伊豆町の地域おこし協力隊OGの松原淑美さんのゲストハウス

南伊豆町地域おこし協力隊OG_松原淑美さんのご連絡先

・本人連絡先 mail: yoshimi.m0206@gmail.com





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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