伊豆未来会議

伊豆の先端から世界の最先端を。#02

出張伊豆未来会議

こんにちは!伊豆・松崎町地域おこし協力隊の寺田です。

本日は、昨日開催された 出張!伊豆未来会議 vs静岡大学生 の振り返りをしたいと思います!

▶︎イベントページはこちら!◀︎

まさにこれからの伊豆を担うかもしれない世代の皆さんがどんなことを考えているのか。。?? 是非一度ご覧ください!^^



前置き

前回お伝えしたかったこと

今回のタイトルと同じもので前回記載させていただきました。ちょっと前なのですが、お手すきの際にご覧いただけると幸いです。

ざっくりいうと、

要点まとめ
  1. 世界はものすごいスピードで変化している
  2. 田舎は取り残されていると思われがち
  3. だけど実際にはそうでもない
  4. 大人のやる気次第
  5. 大人がむちゃくちゃガチでバカやってれば子どもたちは夢中でついてくる
  6. 参考:アイキャッチ画像(※前回の画像です)
  7. そしてイマドキの子どもたちの方がよくできている
  8. 参考:子供達向けプログラミング教室をオフライン・オンライン活用してやりました
  9. 逆に松崎→東京進出してやるぜ
  10. 伊豆半島をシリコンバレーにしてやろう!

こんなことを記載してみました。 ただ、この時期は圧倒的にZOZOTOWN前澤社長の話題が世間を賑わせていて、それに持っていかれた感が否めません。。笑

とにかく、今の時代は変化が起きていて、実は若い世代こそカギを握っているのではないか、ということが結論です。

静岡大学の皆さんとのご縁

静岡大学地域創造学環 という名前をご存知でしょうか??^^ ほとんどの方がご存知ないかもしれません。それもそのはず! 設立してからまだ3年ほどしか経過していない学部なんです!

静岡大学地域創造学環▶︎詳細はホームページへGO!◀︎

 

一番の特徴といえば、フィールドワーク!^^

静岡大学地域創造学環

(静岡大学地域創造学環ホームページスクリーンショット)

大学で座学を受けるだけではなく、現地に飛び出して学ぼう!という素晴らしい取り組みです!^^ 各フィールドの活動も紹介されていますので、是非一度ご覧ください!

今回話を聞いたのも、この学環の学生有志の皆さんなのです。なぜか?というと、理由はシンプルで「フィールドワークで伊豆を選んでくれたから」です!

長い方は実に3年間、定期的に通ってくださって、各所で活躍してくださっています。本当にありがたいですね!

なぜこのタイミング?

フィールドワークで伊豆に訪れてくれてはいたものの、その期間中は課題や目的が設定されていたり、スケジュールが詰まっていたりしてしっかり話を伺うチャンスはありませんでした。

また、フィールドワークは3年生までという縛りがあり、ちょうど3年間伊豆に通ってくれた学生さんが何名かいらっしゃったので、このタイミングで「3年間通ってみてどうでした??」というご意見を聞くことにしました。

最初はたまたまだったかもしれませんが、定期的に通ってくださった皆さんの感想はとても新鮮!^^ これからも是非伊豆に足を運んでくださいね♪

ぶっちゃけ伊豆、どう??

最初はズバリ聞いてみました! 「伊豆に行ってみてどうでしたか??」

伊豆の感想!
  1. まちの人が優しい!
  2. 山と海が一緒に見える!
  3. 自然がすごい!
  4. 裏路地がエモい!
  5. 坂が多い!
  6. 温泉・足湯がある!
  7. ごはんがおいしい!
  8. 伊豆全体の交流が少ない。。
  9. 中高生との関わりがもっとあった方が良い。
  10. みんな元気!明るい!毎日楽しそう!

一番多くあがったのが【まちの人が優しい!】でした!!^^

具体的なエピソードも話してくれて、貴重な体験を伊豆でしてもらえたんだなぁと感じました!

ポジティブな感想が多い中で、「伊豆全体の交流が少ない。。」という課題意識を持ってくれていた学生さんもいらっしゃいました。わずかな期間でその問題を見つけてくれて良かったです。

この後は、それぞれの感想をもう少し掘り下げて話してもらいました。




 

テーマ①まちの人が優しい!

知らない学生の自分たちにも声をかけてくれる!

ある学生さんは、たまたま干し柿を作っているお宅の前を通ったときに、たまたま干し具合をチェックしていたおばあちゃんに遭遇したそうで、話の流れでそのまま干し柿をいただいたそうです。笑

実はこれが新鮮な体験! おいしい味はもちろんのこと、普段の生活圏ではなかなか人と交流する機会がないため、印象的な出来事になったそうです。

そのフレンドリーさの要因として、「(田舎の方が)人と接する機会が多いので自然と話せるのではないか?」と分析してくれました。

確かに、アパートのお隣は全く知らないことが多いですが、田舎のご近所ではそんなことはありませんね。

作業を手伝ってくれた!

フィールドワークのある局面で、制作作業をすることになった学生さんは、メンバーだけではとても終わらない作業に苦戦していたそうですが、まちの人々が手伝ってくださって予定より何倍も早く終わったそうです。

お手伝いは当初から予定していたものの、予想以上の反響で、しかも参加してくださる方の中には差し入れを用意してくださった方も!^^

こちらから作業をお願いしてむしろ対価を払わなければいけないのに有難すぎる。。と当時の感謝の気持ちを語ってくれました。 これも田舎ならではの人の優しさですね!

テーマ②地域に入り込むのは難しい?

最初はぶっきらぼうな方も多い

当然といえば当然ですが、全く知らない相手を素直に受け入れてもらえなかったときもあったようです。ただ、そのまま何も進展しないこともないようでいくつかきっかけはあるようです。

  1. 一緒に働くことで仲良くなれた!
  2. フィールドワーク外(プライベート)で行ってみたら親しくなった!
  3. 秋祭りや飲み会に参加したら覚えてもらえた!
  4. 夏の運動会で活躍したら人気になった!笑

③のイメージが湧きにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、こと松崎町においては地域に溶け込む為の最強のツールと言えます。笑

下田でも同様のことがあったようですので、ご参考までにメモしておきます!

伊豆の地域にとって、地元のお祭りというのはとっても重要な行事で、この日は町外に出ている出身者もわざわざ戻ってくるほどなんです。

それだけ大切にしている行事に参加すると、一気に距離が縮まるんですね。不思議です。

それを体感してくださったのはとても貴重な経験ですね!

フィールドワークは有効?

これはとても面白い視点で、「フィールドワークだから来てくれているんだよね」という壁があったということに対して、プライベートで地域に来ることで地域に溶け込めたという方がいました。素晴らしい熱量ですね! お金も時間もかかるのでみんながみんなできることではないと思います。

確かに、フィールドワークという形で来てしまうと、ごく限られたコミュニティにしか接続できず、地域の一部の人としか接することができません。 そういう枠から外れてみるのもひとつ手段なのかもしれません。

かと言って、フィールドワークという機会も全くなくどこかのエリアに飛び込むのもハードルが高いので、あくまでフィールドワークはきっかけ、といったところでしょうか。

会う機会を工夫すると覚えてもらえる?

通常、半年という期間中に3〜4回程度フィールドワークにでかけるのが一般的なスケジュールなのですが、あるイベントに参加する際は、イベント準備のお手伝いに参加するのと、1週間後の当日にもお手伝いに行ったそうです。そうすると、スパンが1週間しかないため、顔を覚えてもらいやすかったとか!

いくらその日仲良くなったとはいえ、次に会うのが2ヶ月後となってしまうと記憶が曖昧になってしまいますよね。 短期集中型で参加するのも好手なのかもしれません。

テーマ③見えやすい成果があった方が良いか?地道な活動の方が良いか?

今回最も議論が白熱したテーマがこちら。こちらも非常に考えさせられると同時に、複合的な課題を孕む地域ならではの多次元方程式感が個人的にはとっても良かったです! 決して答えはひとつではないので、いろいろなアプローチを今後も続けてほしいですね。

東伊豆町のパターン

端的に言うと、【目立つ活動が多かった】のが東伊豆メンバー。

定期開催された結果報告会でも目につきやすかったようです。イベントやワークショップを実施したことにより他とは違う経験になったようです。

 

なんとなんと地元の伊豆新聞の1面を飾ることも!!^^ 素晴らしい!

松崎町のパターン

対比するわけでもないのですが、東伊豆町に比べると、【何か立ち上げるような活動は少なかった】のが松崎町メンバー。 結果報告会では苦戦したようです。

何をやったの?というと、

  1. 地元で頑張っているキーマンに会う
  2. 地元のイベントに参加する
  3. 地元の中高校生にヒアリング

のような感じですね。 確かに、新聞には取り扱いにくい活動かもしれません。

でも、地元の人たちと同じ目線で課題を探ることができたのはこの先の活動においてとても重要なことになるでしょう!

両者を比べてみてわかること

おそらく、結果報告会で「すげ〜」となったのは東伊豆町班でしょう。他の学生さんはどこか悔しい想いをしたのかもしれませんね。^^;

でもじゃあ【「地域のために」に近づいたのはどちらか?】というと、どうでしょう?

少し言い方を変えて、【「地域のために」に遠ざかったのはどちらか?】と問いを立て直してみましょう。

そうなると、「どちらも遠ざかってはいない」と言えるのではないでしょうか。地味さ派手さに関わらず、【「地域のために」に近づいたのはどちらも】でしょう。

一番言えるのは、いずれも素晴らしい活動!!^^ その点は是非誇りを持ってもらいたいですね。

とにかく手を動かす派だった東伊豆町班に対して、下地をつくる堅実な駒の進め方をした松崎町班。 どちらの結果も残念ながら彼らの3年間という時間の中ではまだ花開かないのでしょう。これからが楽しみです。

。。。って考えてみると、成績つけるの難しいですね、この単位。笑 全然関係ないですが。^^;

阿部先生コメント

なんとなんと有難いことに、伊豆フィールドワーク担当の静岡大学・阿部先生が参加してくださいました!!  本当にいつもありがとうございます。。m(_ _)m

諸々の総括も含めていただいたコメントがこちら。

地域はそれぞれ課題が違う。 フィールドワーク受け入れ先の課題意識に継続的に通うことで気づいてほしい。

でした!!  さすがですね!!

おっしゃる通り、どこにポイントを置くか(置いているか)で全然見え方が変わってきます。

これが良いこれが悪い、のシンプルな回答では甲乙つけがたいのが「地域に入る」ということ。 今学生さんたちが伊豆に来て取り組んでくれているのは、ただの足し引きをするのではなく、人々の暮らしの中の課題を解決することです。 一般解が存在しない方程式を解く作業ですね。

だからもしかしたら「気づく」というステップも十分ゴールのような気がしていて、今回参加してくださって皆さんの中には何かが芽生えているのをひしひしと感じてとっても心強く思いました!!^^ これからもよろしくお願いします!

何が最先端?

思った通り、だいぶ長くなってしまいました。。これでもだいぶ端折った方なんですが、、( ;´Д`) それだけ本当に有意義な時間になりました!ありがとうございました!

そして、最後にして大きな問いを立てたいと思います。

「地域に入ることで何をしたら良いのか?」

非常に難しいですね。

「地域に求められていることをやる」で良いようで、そもそも「地域が求めていることがわからなかった」りする。

じゃあ「自分たちで何かを提供していこう!」と意気込んでみれば、「実はありがた迷惑になってしまった」りする。

ある学生さんは「本当に必要なことをあぶり出す」作業こそフィールドワークとしての成果かもしれないとコメントしてくれました。とても良い目の付け所だと思います。

「学生のフィールドワーク」ということで人々は接する態度が違ったり、期待することも変わってきたりするでしょう。 それがどういう意図なのかはまさに十人十色。

「地域に入るということの課題」は、一つの答えにたどり着くための作業である従来のテストを超えた問いに立ち向かっていると言えるでしょう。

だけどね、

それって学生の皆さんだけじゃなくて、関係者全員も同じ立場なんですよ。

受け入れ先の担当者、引率の先生、レクチャーしてくださる講師陣。 どこにも模範回答はなくて、カケラばかり。

「地域に入ることで何をしたら良いのか?」

この問いを立てることにすら到達できていない大人はたくさんいます。地域のことを考えている!と言っている人たちですら、です。

だから、そこに悩むことは十分正解だと思います。

そして一緒に探していきましょう! きっと何かを掴んでもらえると思います!

ずばり、皆さんこそ最先端をいく研究者(挑戦者?)だと思います!!

今後ともよろしくお願いします。

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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