考え直したいこと

【問題提起】地方と性から考える社会問題とは?【人口減社会だからこそ多様性を】

地方と性

こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

本日は社会問題編! きっかけになったのはこちらのプロジェクトです。

「つよく、やさしい自分に1cm近く性教育トイレットペーパーを日本に広めたい!」というSowledge(@Sowledge_org)の皆さんのとても素敵な挑戦です! 是非この機会にプロジェクトページをチェック!!

目指すビジョンは【誰もが自分らしい性との関わり方を自由に安全に選択できる社会】。

そんな社会と地域の形について今日は考えてみたいと思います。

こんな方におすすめ!
  1. 社会問題に関心がある
  2. 性に関する不勉強さが社会にあると思う
  3. もっと多様性のある社会であってほしい



地方と性から考える社会問題とは?

地方と性から考える社会問題とは、

男性社会が前提すぎる

ことです。

地方は完全に男性社会

地方だけに関わらず、日本全体が未だに男性社会ですよね。

ただ、地方に行くとなおのことその傾向が顕著で、現在の伊豆南部・賀茂地域の首長は皆男性ですし、議会もほぼ男性です。 (松崎町については純度100%で男性です。^^;)

伊豆の国市は女性のようですね! まだお会いしたことがないのですが、いつかお会いしてみたいです。 ▶︎伊豆の国市/市長の部屋◀︎

ごく当たり前のようにこの状況がありますが、これっておかしくないですか??

人口の半分は女性ですし、長生きするのは統計的に女性ですから、高齢化が深刻化している地方においては「女性がどう生きるか」がものすごいテーマになるはずなのに、政治的には反映されにくい。 つい最近町議会議員選挙があったばかりの松崎町ですが、12人も候補者がいて女性はゼロ。 女性にフォーカスした政策の話もほぼ聞こえませんでした。

繰り返しますが、これっておかしくないですか??

地方に存在する男女分断文化

先に前提としてお伝えしておきたいのですが、地方で女性の声が反映されていないのは間違いないとは言っても 地方で女性が卑下されているわけではありません。 むしろ活躍されていたり、応援されるのは女性の皆さんが多いです。

じゃあ何が言いたいの? というところですが、

男性だから、女性だからということで分断されすぎではないですか?

ということです。

地方でいろいろな方とお話していると本当によくそういう状況を耳にします。

男性が仕事に出て、女性が家事。 歴史を紐解くと、半農半漁の生活がベースにあるためのようです。 男性陣が朝から漁に出て、女性たちが家事と畑の管理。 松崎町の石部棚田も今でこそ保存会の皆さんは男性ですが、一番最初は女性に技術を教えてもらっていたのです。

だからその文化があることは理解します。 でも、断言できます。

それはもう平成に置いてきてください。

今はもう半農半漁の生活ではなく、そして何より人不足が加速する時代です。 男性女性に関わらず、一人でも多くの人材が活き活きと活躍しなければ社会が支えていけない時代です。 たかが性別ごときで役割を決めるのは非効率的です。(男性の方が力仕事に向いているのでそこを任せるみたいなことは配慮だとして)

男性社会の一番の弊害:飲みニケーション

男性社会による弊害はいくつもありますが、あげはじめたらキリがないので、最も訴えたい部分だけとりあえずお伝えします。 それはズバリ、飲みニケーションです。

私自身、飲み会に行くことはありますし、そこで面白い話や出会いがあったこともあるので、それ自体は否定しません。 しかし、地方をどうやって改善していこうかと考えたときに、飲みニケーションは百害あって一利なしです。

なぜなら、それ自体がすでに女性を排除しているからです。 すでにあげた通り、女性の活躍なくして、地方の活性化はありえません。なのに、その方々を排除してしまうようなシステムの飲みニケーションは本当に害です。

10歳以下のお子さんをかかえる人に、どうやって飲み会に参加しろというのですか?

いつ体調が悪くなったり、事故をおこすかもわからない子どもたちをおいて、夜の町に繰り出すなんていうリスクを誰がとれるというのですか?

そして、そういうことを背負うのが、ほとんど女性ということに不自然を感じないのは何故ですか?

私はたまたま男性に生まれたので、そんなに考えもせず飲み会に参加することができます。 子どももいませんので、尚更自由に時間も気にせず飲み歩くことができます。

でも、そんなことできるのが社会全体の当たり前じゃない。

アルコールが好きで本当は飲みにいきたいけど、女性として家庭を守るという風潮に迎合しなければいけない状況がありすぎると思いませんか?

繰り返し強調しますが、みんなで飲みに行って本音で話すから飲みニケーションは大事だ!という考えを否定するつもりはありません。 私も飲みに行くからです。

でも、今の飲みニケーションの形は絶対に変えるべきです。 女性も当たり前に参加できるスタイルの飲みニケーションに変えること。 それが技術的にできないとは全く思えません。

開始時間を早くする。それに合わせて勤務時間や業務量も考え直す。女性が飲むなら男性がハンドルを握る。子どもたちを預ける体制をつくる。 そういうことから一歩ずつ理不尽な男性社会を脱してくれることを願ってやみません。



多様性の議論をしよう

世の中で「多様性」という言葉をよく耳にするようになりましたね。 皆さんはどれぐらい真剣に多様性について考えたことがあるでしょうか。

残念ながら地方では前述のように男性社会が色濃く、多様性への寛容さ・認知度が薄いのが実態です。 すぐに変わることはないのかもしれませんが、できるだけ良い方向に向かってほしいものですね。

性は二択じゃない

日本でもLGBTQという言葉がかなり浸透してきて、今では当たり前になってきました。


とはいえ、言葉を耳にしたことがあるというのと、「その概念をちゃんと理解している」ということは往々にして乖離しがちです。

人間は男性が男性を好きになっても良いし、たまに女性だったり、そうでなかったりしても良いのです。 そして、人が好きになれないという選択肢もバリバリOKなのです。

なぜなら、性があることで幸せになれないのであれば、性なんて必要ないからです。

種として生き残れないじゃないか!

いいえ。 種として人間が生存していく手段として性があるわけではありません。

確かに、受精卵という仕組みをもって子どもが生まれることの方がケースとしては多くて、その方が合理的に次の個体を残せるという考えもあるかもしれません。 その考えからすれば、同性愛は受精卵を生み出しにくく種が残せない、と。

いやいや、それは考えるスケールが小さすぎです。 人間が子どもをつくる機械のようにカウントしているようです。

例えば、本人が個体を残さなくても、今より100倍子どもを産みやすくするテクノロジーを開発することはできます。 妊娠できずに悩んでいたカップルに対する治療技術を開発すれば、一人が個体を残す以上の数の個体を社会全体としては残すことができる。 もしその技術に人生をかけた人がいるとすれば、それはものすごく大きく種の存続に貢献したと言えませんか?

だから、人によっては性なんて必要ないこともありますし、どこに幸せの目的を置いて生きるかの方が圧倒的に重要であることがわかります。さっきの例えならば、より多くの人を救いたいと思う熱量でしょうか?そこに没頭できれば人は幸せです。 その意味で、男性女性の二択ではなく、LGBTQという様々な選択肢が開発されたことは革命的ですし、それがもっと広まってほしいですね。

多様性は議論し続けなければ衰退する

使わない筋肉が衰えていくように、多様性は議論を継続しなければ衰退します。


なぜなら、いつもと同じ環境・同じメンバー・同じ考え方である方が人間は楽だからです。

決まりきったお約束や力関係に心地よさを覚える人は多いはずです。

それが楽しくて、と思う方も多いのかもしれませんが、それは長期的にみて大きな損失を生み出します。 多様性が受け入れられなくなって長くなると、排他的にたどり着くからです。 地方が男性社会に固執してしまうのも根底にはその考えがあるからだと思います。

  • この辺りの人たちはみんなそう
  • おれたちのやり方がある
  • いつもやってきたんだから大丈夫

この傾向が出てきていたらもう危険です。 なぜかわかりますか?

だって現に今うまくいっていないじゃないですか?

というところが見えなくなってしまうからです。 排他的になって自分たちが天下のようになってしまうと、問題が見えなくなってしまう。あるいは、問題を見ないようにしてしまう。 何か他に原因があるかのように思考が傾いてしまうんですね。

いや! 今こうした方が良いんじゃないか!?

今現在の状況がうまくいっていなければ、そういう声が当たり前に発生することの方が健全で、その中から問題が可視化されていくのです。 その声を排除して長くなってしまった社会ではそれが起こらなくなってしまいます。 そうすると永遠に課題は埋没したまま。。 それがまた人々が離れていく原因になってしまいます。

逆に言うと、「多様性のある議論が活発そうだな」という印象は人を呼び込みます。 特に、女性がガンガン参加しているような雰囲気がある場所には人が集まるのです。

【例えばNPO法人みしまびとの皆さんの活動は大注目!】

常に多様性を疑い、受け入れ、議論をし続けましょう。 社会は常に異物があって当たり前なのです。異物と天才は紙一重です。

アクションを起こそう、そこから始まる

再掲になりますが、こちらのプロジェクトは本当に素晴らしいです。

なぜなら、今の状況ではテーマ設定しにくい話題のはずなのに、カジュアルに問題提起してくださっているからです。

彼女たちが問題提起してくださっている、性に関する不勉強さは本当に深刻です。 特に、私は男性として生まれ、男性のコミュニティで長く生きてきたので本当に思います。

日本の男性たちの性への理解は本当に乏しい。

コンビニの雑誌コーナーの状況を見ていつも愕然とします。 そして、私たちがそうだったように、そういう低俗なコンテンツに影響を受けてしまう多感な男子たち。 私はインターネット大賛成派ですが、唯一、インターネットに恐怖を感じるのもそこにあります。 もし自分に子どもがいて、女の子だったとして、そんな視線を常に浴びることになるのだとしたら社会に恐怖しか感じません。

もっとしっかりしろよ、男たち。慣習的に男性社会なんだったら。

そう思っていても男性である私が行動するとどこかで裏を取られます。 自分の性としては男性だからです。 難しいですね、男性だからこそ男性がわかるので問題もわかるんですが、、

ですので、まずはこういう動きを応援するところから参加したいと思います。

皆さんも、どんなに小さなアクションでも始めるところから性について考えてみませんか?

寺田健悟てらけん社会問題についても地域おこし協力隊におまかせ!
こんなメリットがあります!
  1. 地域で活動したからこその視点!
  2. 現場での経験をお話できる!
  3. 独立した立場で議論できます!

人によって差はありますが、地域おこし協力隊は全体的に社会問題に関心が高い方が多い印象があります。 特に私はとても興味があるので、是非議論にまぜてください!

ご連絡お待ちしております!

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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