伊豆未来会議

【500回RTしたい空き家の話】どうして空き家は減らない?現地から解説します。【核心です】

空き家

こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

皆さんは「空き家」という言葉を聞いたことがありますか? 最近はテレビで取り上げられることも多くなり、耳にしたことがある方も多いかもしれません。

そんな空き家に関してとても素晴らしいコメントがあったので、本日はそれに合わせて記事を書いていきたいと思います。 その投稿がこちら。

これについて私から一言申し上げるなら、 わかりすぎてヤバイ です。笑

こんな声もありました。笑 私もその500回RTを500回RTしても良いと思うぐらいです。笑  それでは早速記事にうつります。

こんな方におすすめ!
  1. 空き家という言葉は聞いたことあるけど、よくわからない
  2. 空き家がそんなに問題だとは思わない
  3. 空き家対策はなんとなく必要だと思っている



どうして空き家は減らない?現地から解説します。

空き家は増え続けています。 そして、全く減る気配がありません。 その理由は、

何もしないのが得策だから

です。 これがほぼ結論です。

そもそも空き家とは?

こちらについては、NPO法人空家・空地管理センターさんが具体例も交えてとてもわかりやすく解説されています。 20秒で読める内容なので是非ご覧ください。 「空き家」の定義とは? 一部を抜粋すると、

国土交通省は、空き家を概ね1年以上利用の実態がない住宅と定義しています。

—抜粋:NPO法人空家・空地管理センターさんより

住宅、とだけ書かれていますが、実際には公共建築も「空き家」状態になっています。

ちなみに、松崎町では3つの小学校が空き家です。笑

どうして増える?

この答えも非常にシンプルです。

日本は、人が減っているのに新築の家が建つ

からです。 そりゃ余りますよね。笑 毎年毎年、冬物のコートを買っていたらクローゼットがいっぱいになってしまうのと同じです。

コートならメルカリで売るか、最悪捨ててしまえば終わりですが、家はそうもいきません。

壊すにも100万単位のお金がかかるんです。。 しかも、生ゴミみたいなものと違ってほっといてもすぐに臭いが出るわけでもないので、とりあえず空き家になります。

それが積もり積もって増えているのです。

空き家は時限爆弾です

家なんてほっといて困るもんじゃないし、いいじゃん〜

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 ですが、

そんなこと言ってる場合じゃなくなるよ!!!

ということを先に強調させていただきます。

建物はナマモノです

先ほど、「家は生ゴミのようにすぐには臭いが出ない」とお伝えしましたが、それは「家は腐らない」ということでは決してありませんのでご注意ください。

断言します、 家はものすごい勢いで腐ります。

頑丈そうなので「そんなことないでしょ〜〜」と思いますよね? でも全然そんなことないんです。

もし本当に疑わしいなら、今ご自宅の写真を撮りまくって、一切出入りせずに1年後また同じように写真を撮りまくってください。 必ず実感していただけると思います、家がものすごい勢いで腐ることを。

理由は簡単です。

雨ざらし + 風通し悪い + 中に上下水道通ってる

==> 腐る条件フルコンプ!!

だからです。 特に、最近のおうちは気密性が高く(隙間風とかないこと)つくられているので、余計腐りやすいです。 中で暮らす分には快適なんですけどね。。

木造なんてもってのほかです。 外見からはわかりにくくても、中が腐ってしまっていたりするのです。

コンクリートなら安心でしょ? という方がいたら、それも間違いです。

私は大学の最後の1年をコンクリートを練り倒すことで卒業した身なので、普通の方より詳しい自信があります。 コンクリートもかなり劣化します。 長くなるのでここでは避けますが、そう考えておいてください。

事件は突然起きる

何もしてなきゃ何も起きないだろ〜

という方が多いかと思いますが、あなたの意思とは無関係に事件が起きるリスクがあります。

わかりやすいところで言えば、 火事。

引火の原因はたくさんあります。例えば、

  • ガスが通っていればそれが劣化によって漏れていて何かのひょうしに引火!
  • 壁や床の塗料が温度や日光に化学反応して引火!
  • 殺虫剤のスプレー缶が突然破裂!

みたいなことも想定できます。

私たちの身の回りには、普段は便利でも、一度誤ると危険になるものがたくさん潜んでいるのです。 その集積地が家。 あるとき突然発火する可能性が全くない家なんてないと言っても過言ではないと思います。

そして、もっと最悪のケースで言えば、放火されるリスクすらあります。

現に、松崎町内では放火による火災がありました。 そして、原因不明の発火も。

幸い、人的被害はなかったようですが、ともすれば大きな被害につながりかねません。

もちろん、もしあなたが放火をされた側なら罪はありませんが、その火がきっかけとなってお隣の方が亡くなってしまったとしたら? 間接的に関与があると認識されてしまう恐れがあります。

あの家さえなければ。。!!

そう思われても仕方ないのです。 恐ろしいですね。

ちなみに、松崎町内で発生した原因不明の火災の現場は今も片付けられていません。 なぜか?

所有者すら不明の空き家だったから です。 本当に恐ろしいですよね。 その前を通るたびにぞっとします。

一度朽ちると再生できない

最近は「空き家」というワードと合わせて「リノベーション」も注目されるようになってきました。

 

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空き家改修プロジェクトビフォーアフターコーナー(仮)👏 ✴︎ 定期的に過去改修した物件のビフォーアフターを投稿していこうと思います! 今後どういう感じで投稿していくかは試行錯誤して方向性を定めていきたいですね✨ ・ ここは伊豆稲取にある東海汽船という大島へ繋ぐ船のきっぷ売り場です!2階が空き家だったこともあり、4年前から三年計画で施工した物件で稲取設計室の中でも思い入れの深い物件です🥺 ・ 小上がりを空間に残してるのがポイントです!小上がりを施工した先輩方は小上がり残す派と残さない派で凄まじい戦いがあったようです、、、 ・ 先輩の功績があっての今の精度の高い小上がりだったんですねぇ✨ ・ 1施工1事件は付き物ですね!笑 #伊豆稲取#東伊豆 #リノベーション#リノベ #ノマド#ノマドワーカー #空き家#空き家改修

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あんな状態だったところから、なんということでしょう〜♪

みたいなことが各地で起きていますが、それはあくまでうまくいった事例だけです。

それ以上にどうすることもできなかった事例はたくさんあります。

  • 床が傾いてしまって、、
  • 雨漏りが酷くて、、
  • 長年染み込んだカビが、、

最近はお掃除グッズも進化していて、かなり綺麗にすることができたりしますが、建物の躯体(柱・床・天井とか)が朽ちてしまうと手がつけられなくなってしまいます。

手はつけられても果てしなく費用がかかってしまったり、、 そうなると事実上再生不可能の状態ですね。



なんで対応しないの?

ここまでに、「空き家が増え続けている」ことと、「空き家はヤバイ」ことをお伝えしました。 これを組み合わせれば、【私たちはヤバイものを生み出し続けている】ことになります。

そんなにヤバイのに、どうして何も対応できないのでしょう。。?

その点を考えていきたいと思います。

今すぐには困らない

空き家を保有していることを罪に問われる法律はありません。 よって罰金刑等もありません。

先ほどは「時限爆弾だ!ヤバイよ!」と書きましたが、とはいえ、すぐに化学反応を起こすかと言われればわかりません。 あくまで可能性として爆弾になる「かもしれない」ぐらいなのです。

そうなると、

てらけん
てらけん
空き家ヤバイですよ!ほら!今すぐ!
所有者
所有者
ええーいいよ〜。また今度やるから〜

こんな感じで温度差が発生します。 むしろ煽られたと感じて引かれてしまいます。

言うなれば、【お母さんに勉強したの?と言われてやる気をなくす小学生】現象と同じです。

小学生
小学生
今やろうと思ったのに!!

将来的にはためになることでも、目の前のめんどくささが先に立ってしまうことはありますもんね。。

何より、いろいろ考える事もお金も必要になる事も増えるので、今特に困っていない人からすればどうでも良いお話なのです。

他の人の目が気になる

空き家対策として一番手っ取り早いのは、手放してしまうことです。 最善策とは言えないかもしれませんが、誰かにバトンパスしてしまえば一応は大丈夫です。

でも、それすら進まない。。 固定資産税を払っているのでマイナスの資産なのに、です。

これにはちゃんと理由があります。 それは、他の人にいろいろ言われるのがめんどう だからです。

地方に行くととても驚きますが、みんなどこかしらで親戚関係があります。 ある地区の苗字はほとんど同じ! なんていうこともザラです。笑 ちなみに、松崎町で多いのは「斎藤さん」「高橋さん」「土屋さん」等です。

だから、「どこどこの誰が家を売ったらしい」という情報はすぐに出回ります。

それが安い値段だったり、変な人に住まわれたりということが起きると結果的に親戚中から「なんでそんなことしたんだ」と言われかねません。

特に、土地や建物は親戚から受け継ぐことが多いですから、なんと言われるかわからないですよね。 それが怖い。

だから手放すという選択肢をとらないのです。

たまに使うかもしれないから

実態としてはもう空き家なのですが、本人が空き家と認識しないケースもあります。

  • 夏に親戚が帰ってくるから
  • 仏壇があるから
  • なんとなくいつか使いそう

倉庫として使っているような場合もあるので、「いや一応使ってますから」みたいに言われてしまうこともあります。

でも実際は年間通じてほぼ手付かず。。 ですが、そこまで明確な定義もないので、あくまで本人の認識次第です。

「空き家じゃないんだ!!」と言い張られたらそれ以上は何もできないですよね。

結論:空き家は何もしないのが得策

最初に、空き家は

何もしないのが得策

とお伝えしました。 その理由を改めてまとめます。

  • どうせ増え続ける
  • 今、困っていない
  • 困りそうになるまでイメージがわかない
  • いろいろ言われるの嫌だからほっとく
  • たまに使ってるから空き家じゃないと言っちゃえばそれでOK

このような感じです。 もっとざっくり言ってしまうと、 めんどくさいから なんですよね。^^; 笑

とはいえ何もしないのはマズイ。。!! そんな中で空き家を活用した地域おこしに挑戦されている方もいらっしゃいます。

今回は空き家のネガティブな側面の方が多かったですが、逆に活かすことができれば大きなチャンス!^^ 伊豆が盛り上がること間違いなしです。

ちなみに、空き家のことに関してもっと知りたい方は一番最初にご紹介させていただいた吉岡大さんのnoteがとってもオススメです!

空き家を活用して何かアクションを起こそうとお考えの方はほぼマストですよ!^^

寺田健悟てらけんご相談は地域おこし協力隊まで!
こんなメリットがあります!
  1. 現地での体験を元にお話できます!
  2. 空き家の活用事例をご紹介できます!
  3. すでにある空き家情報をご紹介できます!

「興味はあるけど、何をすれば良いかわからないよ。。」という方ほど、一度ご相談いただくことをオススメします!

ご連絡お待ちしております!

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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