こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
当ブログの中では、
皆さんがあまり気づいていないかもしれないが、
実は問題では!?
ということにもいくつか触れてきました。
今回は、その中から抜粋して、
特に今お伝えしたい内容をまとめてみました。
この機会に是非ご覧いただけたらと思います。
- 地方の問題と言われてもよくわからない
- 高齢者や若者の問題についてテレビでしか見ない
- 実は気になっていたが、時間がなかった
Contents
地方が危ない!あなたが今すぐ行動しなければいけない理由
まずは真っ先にこちらの記事をご覧いただきたいと思います。

記事の中でも記載しましたが、
地方はこうしている今も1秒ずつ衰退しています。
極論ではあるかもしれませんが、
皆さんにはまずそのような意識でいていただきたいのです。
詳細はこの後にも記載していきますが、
と、口では簡単に言うことができますが、
実際の現場は大変なことです。
失ったものはそう簡単にはもどってきません。
その危機感を強く訴えたつもりです。
是非ご覧ください。
人口が一人減るって甚大な影響ですよ!
今1億人を超えている日本の人口は、
この先半世紀上かけて減少していくと予想されています。
しかも、人口推計というのは、
数ある統計値の中でも計算の精度が高い推計値なのだそうです。
それはそうですよね。
突然人間が1万人増えたりはしません。
戦争や感染症がおきれば突然減ることはありますが。
まあ、大変なのはわかるけど
減るんなら仕方ないよね~~。
そんな風に考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
その考え、 非常に危ないと思います。
地方は特に人口減が激しいのが事実です。
その渦中にいて、感じた恐怖を書き起こしてみました。
少しでもこの危機感が共有できたらと思います。

若者を消費するのはやめよう!地方こそ若さを活かせ!
今や当たり前のようになっていますが、
日本全国の地方では高齢化が深刻な問題になっています。
「それが具体的にどんな問題なのか?」
というところを皆さんはどれぐらい把握されているでしょうか?
多くの方が、
という状況なのではないかと思います。
確かに、高齢になることは不可避ですし悪いことではありません。
むしろ長生きして元気でいられるなら喜ばしいことです。
しかし、その一方で問題も発生します。
端的に言えば、
高齢者よりの意思決定しかなされず、
若い人たちが搾取されてしまう
という事態です。
私も一応まだまだ若者のぺーぺーですから、
痛いほど気持ちが伝わります。
そんな現状について改めて皆さんに
考えていただきたいと思いながら
書きましたので是非ご覧いただけたらと思います。

地域の伝統は鎖か、栞か
地域には昔から代々引き継がれた
貴重な文化や価値がたくさんあります。
- 地域独特のお祭り
- 伝統行事
- 伝統芸能
私の故郷ではあまり関与してこなかったので、
それを初めて目の当たりにしたときはかなり感動しました!
素晴らしいです! ^^
皆さんにも是非一度ご覧いただきたいです。
しかし! ここでお伝えしたいのはそこではありません。
素晴らしいクオリティ、伝統文化であることは間違いありません。
その一方で、それはかなり負担が大きい事業になります。
それを誰がやるか?
今の社会の形に合っているか?
実はかなり無理をしている人がいないか?
生活圏が近い住民同士であったり、
人数が少ないコミュニティであったりするからこそ
深刻な軋轢が生まれています。
誰が悪いではなく、
みんなが困難な状況だからこそ見つめなおしてもらいたいものです。
そんな気持ちを込めて書きましたので是非ご覧ください。

地方と性から考える社会問題とは?
結論から言ってしまえば、
地方は深刻なほど男性社会すぎると感じました。
という内容です。

人口が減り、高齢化し、担い手が減る。。
そんな状況の中では多様性というよりも、
どんな人であっても活躍できる社会でないと手が足りない
と言えると思います。
だからこそ男女で区切って別々にやっている場合じゃないのです。
そして、女性の方がパワーがあってクールで、
素敵です。
その力を活かさずして、活性化も何もないのです。
それは各地の事例で証明されています。
まだまだ地方ではその考えが浸透していません。
少しでも考えが良い方向に向かえばと思います。
日本の教育格差は深刻です。
と考えている方は多いはずです。
私もそうでした。
しかし、地方で小学生から高校生までの子どもたちと
その親御さんたちとお話することで、
私の考えは一変しました。
自慢するわけでは全くないのですが、
私はいわゆる旧帝大の大学を卒業しており、
勉強について特段困ったことがないタイプの人間でした。
(ただ性格的に運動より勉強が得意だっただけです。)
そうした経験があるからこそ、
勉強だけが全てではないが、
勉強して得るものもある
という考えがあります。
しかし、世の中には
という人も多く、勉強が軽視される側面があります。
個人の考え方なので、そういう人がいても良いのですが、
私の経験上ではこんなメリットがありました。

「こういう世界もあるから!」
ということで子どもたちには勉強もある程度オススメしたいのです。
しかし、残念ながら地方においては私のように
「勉強をオススメする層」があまりに少なく、
全体として「勉強なんていいや」となりがちなのです。
それについて警鐘を鳴らすため、
下記のような記事を提案しました。
子育て世代の皆さんには是非一度ご覧になっていただきたいと思います。

毎月16日はイオンが儲かる!?その理由と影響とは。
哀しくもリアルな地方の側面。
その代表格と言えると思います。
私自身、いつもイオンさんにはお世話になっていますし、
便利なことは間違いありません。
しかし、その実情を見てしまうと、
どうしてもちょっと残念になってしまいます。。
買い物ができれば安心なのか。。?
地域経済ってこのままで良いのか。。?
豊かさってこういうことなのか。。?
とお思いかもしれませんが、
是非一度冷静に考えてみていただきたいと思います。
そこから見えるリアルな部分は、
昨今の諸問題の根源にある課題だと思います。

なぜ選挙カーはなくならない?地方から見えるリアル
「古き良き時代」のロマンは大切です。
一方で、「悪しき慣習」は捨てていかなければいけません。
日本全体の問題ともとれるかもしれませんが、
地方は特に進歩が遅いと思います。
テクノロジーによって業務効率化できているか?
社会の変化に合わせた体制ができているか?
独りよがりな考えが先導していないか?
最近の世の中は確かに変化が早すぎるとは思います。
しかし、だからと言って「そのままでいい」はずはありません。
多くの方々がその変化に頑張って対応しているのです。
この機会に是非考えを見直していただきたいと思い、
書いてみました。是非ご覧いただけたらと思います。

これからの森の話をしよう
都会で暮らす方からすれば、
と直観的には感じると思います。
しかし、もう少し細かく様子を見てみると、
全く違う現実が見えてきます。
大自然からすれば私たちの存在なんてちっぽけなもんですから、
何か影響を与えているようには感じないはずです。
でも実際には非常に大きな変化が起きています。
それは私も現場に入って初めて痛感しました。
現地で話を聞き、現地を見た私だからこそ感じた危機感を
皆さんにも感じていただきたいと思います。
是非この記事をご覧いただき、その後現地までお越しいただきたいと思っています。

【核心・結論】地域は困っていない!?それが地域おこしできない理由です。
最後は、私が最も勘違いをしていた内容をお伝えします。
「地域おこし協力隊が派遣される」
ということは、
「何かしら問題があって」「助けを欲している」
と思ったりしませんか?
少なくとも私はそう思っていました。
だからこそ、地域おこし協力隊制度を導入している、と。
しかし、 実際はそうではありませんでした。

難しいですね。
これまでピックアップしてきた
「人口減」や「高齢化」が深刻化しているのは事実です。
そして、それらが長期的には悪い影響をもたらすのも
ほぼ間違いない将来予測です。
それでも、現場感としては困っていない。。
それが諸々の引き金になっています。
そこをどう打破していくか。
これはもちろん私たち地域おこし協力隊の責務でもありますが、
きっと皆さんにとっても重要な課題であると思います。
世の中の多くの方が他人事ではなく、
自分事として地方の問題を捉えてくださいますように。

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てらけん