こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
少し前に
『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』
という本が話題になりました。
そしてさらにこんな記事が
また話題になっています。
今日はそんな
「教科書が読めない人」
について深掘りをしていきます。
これは地方においても
非常に重要な問題です。
- 自分も実は教科書が読めない人かも
- 身の回りに教科書が読めない人がいる
- 教科書が読めない人にはなりたくない
Contents
アミラーゼ問題から学ぶ、教科書が読めない人対策

教科書が読めない人、
即ち「読解力がない人」です。
困りますよね。。
こういう人たちへの対処法は一つしかありません。
無視すること
です。
らちがあかないから。。
残酷かもしれませんが、
無視する以外に方法はありません。
何しろ読解力がないのですから、
言っても伝わらないのです。
言っても伝わらない人に
何を言っても無駄だ
そのエネルギー、
別のところで使った方が得
ということは一目瞭然ですよね。
まだ「教科書が読めない子どもたち」なら
救いようがあります。
しかし、「教科書が読めない大人たち」となると
これは厄介です。
なぜか?
教科書が読めない大人たち同士で
自分たちの教科書を作り始める
からです。
つまり、
読めない人たち用の論理
ができ始める。
そうなったらもう無理と言えます。
救いようがない。
そこはもう
そういう人たちの世界
だからです。
教科書が読めないのが当たり前。
そこに教科書が読める人が乗り込んでも無駄。
だからもう無視するしかないのです。。
ホント、消耗するだけだよ?
私も短いながら人生を生きてきて、
何度もそういう状況に立ち会いました。
- 謎の勉強方法を妄信し、テストで結果が出せない知人
- バイトを見下すコンビニ客
- ついさっき会議で決まったことをひっくり返す上司
- おれは話聞いてないぞ!オジサン
あげ始めたらキリがありません。

最近までは若さというエネルギーもあり(笑?)、
なんとか説得しよう、としていましたが
もう疲れました。
なんせ教科書が読めない。
極端な話をします。
これはたとえ話なので、
この後日本のことについて言及しますが
全然本気じゃありません。
ここで突如
「日本なんてオワコンだ!」
と一文書くと、
それだけ切り取って
みたいに謎の謝罪まで要求されるのです。
最初にちゃんと断ってるんですけどね、、
本気じゃないですよ~って。
でも、
教科書が読めない人たちは、
常に自分たちに有利に脳内で解釈できます。
だから揚げ足を見つければ
真っ先に取り上げるし、
そもそも気に入らなければ
関係ないところから文句をつけます。
「お前のかーちゃん、でべそ!」
と同じです。
私は疲れました。
皆さんがどうかはわかりませんが、
そこでもがくのは無駄だと私は痛感したので、
ここでは皆さんにそれをおススメします。
アミラーゼ問題を考えて教科書が読めない人を防ごう!

誰だって教科書が読めない人にはなりたくないはずです。
ただ、きっと私のこの記事を
ご覧いただいているという時点で、
かなり冷静にご覧にいただいている方だと思います。
他の記事もご覧いただければ
ご理解いただける通り、
私は教科書が読めない人前提には
記事を書いていません。
それでも有難いことに
ご賛同いただいている方もいらっしゃるので、
こうして改めて書いていられます。
本当にありがとうございます。
ではもう少し具体的に
教科書が読めない人にならないための工夫
について考察していきましょう。
まずはチェック!
最初にご紹介した記事の中からの抜粋です。
【アミラーゼ問題】
次の文を読みなさい。
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
セルロースは( )と形が違う。
(1)デンプン (2)アミラーゼ (3)グルコース (4)酵素
(答えは後程)
いかがでしょうか?
自信がない、、という方も大丈夫です!^^;
東大の大学院生もみんな正答できなかったそうです。笑
おそらく、他の知識とごっちゃになっちゃったのかな?
ちなみにこれは
化学の知識があるかどうかも全く関係ありません。
文章を読み、
その中身を書くだけです。
しかしこれができない人が多い、、
難しいですね。
アミラーゼ問題を解説します。
まずは問われている問題をチェックしてみましょう。
セルロースは( )と形が違う。
の空欄を埋めよ。
ということですね。
当たり前のようですが、
この時点でまずは一つ重要です。
今、問われているのは何か?
これは教科書が読める人になるための
とっても重要なポイントです。
教科書が読めない人は、
「今何を問題にしているのか」
「今何を話しているか」
がまず認識できないことが多いです。
そこを固定させることから始めましょう。
そして、
セルロースは( )と形が違う。
ということですから、
重要な主人公は【セルロース】、
そして、
主人公がなんだという述語の部分は【違う】、
そしてそして、
セルロースが違うのは何かといえば【形が】
こういうことです。
これをまとめれば、
セルロースは違う、形が。
違っているのは何?探せ!
という問題なんですね。
じゃあ早速探してみましょう。
今回の登場人物は4人。
アミラーゼ、グルコース、酵素、デンプン。
出てきた順です。
アミラーゼは何者?
というと、
アミラーゼという酵素
という文字が最初に出てきます。
つまり、
アミラーゼは酵素
であり、
酵素はアミラーゼを含むもの
ということです。
そして、
アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解する
ということが書いてあります。
つまり、
アミラーゼはデンプンを分解するもの
であり、
デンプンはアミラーゼに分解されるもの
ということです。
そして最後の登場人物、
グルコース!
これは、
グルコースがつながってできたデンプン
という文章から、
デンプンはグルコースがつながってできている
であり、
グルコースはデンプンを構成するもの
ということがわかります。
これで登場人物をまとめると、
①アミラーゼ:
アミラーゼは酵素
アミラーゼはデンプンを分解するもの
②グルコース:
グルコースはデンプンを構成するもの
③酵素:
酵素はアミラーゼを含むもの
④デンプン:
デンプンはアミラーゼに分解されるもの
デンプンはグルコースがつながってできている
こんな感じです。
ここまで整理できたところで、
今回の問題を振り返ってみましょう。
セルロースは違う、形が。
違っているのは何?探せ!
セルロースと違うものはどれか。
そのためにはセルロースがなんなのか、
もハッキリさせないといけませんね。
セルロースに関しては後半部分です。
同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。
この文章から、
⑤セルロース:
セルロースは分解できないもの
セルロースはグルコースからできている
これがわかります。
ここまで整理すればもうわかりますね。
①アミラーゼ:
アミラーゼは酵素
アミラーゼはデンプンを分解するもの
②グルコース:
グルコースはデンプンを構成するもの
③酵素:
酵素はアミラーゼを含むもの
④デンプン:
デンプンはアミラーゼに分解されるもの
デンプンはグルコースがつながってできている
⑤セルロース:
セルロースは分解できないもの
セルロースはグルコースからできている
違うことを比較できるのは
④デンプンと⑤セルロースだけですね。
つまり、
セルロースは( デンプン )と形が違う。
こんな感じです。
確かに他のものとも
形は違うかもしれませんが、
他のものについては形が違うかどうかに
そもそも言及していません。
(“この文脈において、”という断りがあることにも注目ですね)
形が違うセルロースは分解できない。
この文章だけでも
読み取ることはできますね。
セルロースと形が違う何かは分解できる
→分解できるものってなんだ?
→デンプンだ!!
こんな感じですね。
教科書を読める人に重要なことは?
ちょっと長ったらしくて
逆に混乱させてしまったかもしれません、、^^;
この一連の解説から
重要なポイントを抜き出すと、
- 今、問われているのが何か?がしっかりわかる
- 条件を整理することができる
- 条件と問題を見比べて判断できる
こういうことです。
先ほどのアミラーゼ問題でいうと、
- セルロースと違うものを探す問題で
- 4種+セルロースの条件を把握し
- 形が違うものを探すことができる
こんな感じです。
これらを総合して
読解力がある
と言えるでしょう。
逆に、読解力がない人
つまり教科書が読めない人も定義できます。
- 今、問われているのが何か?がわからない
- 条件を整理することができない
- 条件と問題を見比べることができない
こんなところでしょうか。
もっとざっくり言うと、
冷静に判断できず
思いつきでものをいう人
はこうなってしまいます。
だから、
しっかり物事を考えられれば大丈夫
なのです。
疑うことをクセにすることです。
しっかり物事を考える
というのも実は簡単なようで難しかったりします。
私からもしアドバイスするなら、
何でも疑ってみよ!
ということだと思います。
これは本当にそうなのか?
みんなが言っているけど実際はどうなんだ?
こっちの説もあるのか?
そうやって疑ってみることが
最初のとっかかりになります。
たった数百文字のアミラーゼ問題も、
疑っていろいろ考えることで
正解が見えてきます。
最初は正解が見えないかもしれません。
それでも良いのです。
大事なのはそれを続けていくこと。
そうやって鍛えられていくものなのです。
実はそれが学校の勉強だったりするのです。
よく、
という人がいますが、
そのままではきっといつまでも
理解できないまま終わるでしょう。
難しかったとしても考えてみる。
もっと簡単なものから考えてみる。
その繰り返しなのです。
教科書が読めない人はスルーで大丈夫なのか?

教科書が読めない人に
ならないためにすべきことが
ご理解いただけたでしょうか?
皆さんが教科書を読める人であることを
確認したところで、
最後に改めて皆さんとは違う、
教科書が読めない人への対処法を検証していきます。
教科書が読めない人はそもそもこんな記事見ないのだ
長すぎますからね。笑
いつまでも理解できず
読めないので嫌になり、
読まない。
そしたら尚更読めなくなっていく。
そうなると、
読めない人と読める人の差は広がるばかりで
ずっと平行線です。
それを交えようとしたって無理です。
そして疲れるだけ。
だからお互いに無視しておいた方が
お互いのためなのです。
読める人同士でつながった方が楽しい
無視していると
段々と嫌われていくので
接点がなくなります。
そして逆に
読める人の共感が集まってきます。
読める人が集まってくるって
一石二鳥じゃない??
おっしゃる通りです。
自分が「読める側」なのか「読めない側」なのか、
それはハッキリさせておいた方が良いのです。
そして、どうせ交わらない方には関与しない。
これを徹底すれば、
いずれ自分にとってちょうど良い
関係性ができていきます。
それでいいじゃないですか。
確かに、
地域や会社、学校といった
限られたコミュニティにいると
顔をあわせなきゃいけないので
気持ちはツライかもしれません。
でもそのコミュニティも
ずっとこの先同じとは限りません。
人間皆、いずれ死にます。笑
時間は有限。
一秒でも自分にあった人たちと
有意義な時間を共有したくないですか?
そのためには教科書が読めない人とは離れ、
今から確かな関係を探しにいきましょう。

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てらけん