こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
台風15号による影響が
まだまだおさまりません。
伊豆でもかなりの被害が報告されています。
こんな環境で何ができるのか。
私はこういうときこそSNSが重要
と考えています。
- SNSなんてあまり効果はないと思う
- 自分にもできることがあれば協力したい
- 協力する方法がわからない
Contents
災害時こそSNSを活用せよ!普段からの運用がカギ

SNSの運用については
過去にも何度かコメントしていました。

今回は災害時にこそ活きてくるSNS
について考えてみたいと思います。
なぜ災害時に効果的なのか。
それは、
情報でつながっていることが
支援につながっていくから
です。
動画でも解説しておりますので、
ご覧ください。
SNSの情報はリアルタイムだ
SNSは投稿した瞬間に
情報が公開されます。
しかもその投稿者の数は
不特定多数です。
災害時には各所の情報が
飛び交います。
一人で家にいる限りは
孤独に耐えながら朝を待つ
しかできませんが、
今回の台風15号のときは
多くのユーザーからの情報をSNSから
受け取ることができました。
もちろんテレビやネットからの情報も
チェックしますが、
「#台風15号」にタイムリーにあがってくる
情報は非常に助かりました。
さらには
のように、
身近な地域や人からも情報をもらい
外の状況を知ることができました。
何も情報がないより安心感がありますし、
対策を講じることもできますよね。
しかし発信者がいないと情報が出てこない。。
さすが東京や関東圏、
そして伊豆でも人口が大きい地域は
早めに情報が出てきました。
その一方で、
情報が全然出てこない地域も多い、、
今回は直撃ということもあり
画面や通知に張り付き気味で
確認したのですが、
けっこうその差は顕著でした。
ハッシュタグ検索しても出てこない、、
他の情報に埋もれてしまう、、
特に松崎町のような田舎になると厳しいです。
今回は深夜帯がピークということもあった
かとは思いますが、
その後もあまり情報は確認できませんでした。
当たり前と言えば当たり前なのですが、
ちょっと危機感を覚えました。。
自分のアカウントから
必死に呼びかけたりもしましたが、
弱小アカウントなので
そこまでリーチはしません。
幸い、大きな被害がなかったので
良かったですが、
これでもし被害が甚大で
あまり外に発信することが
出来なかったとしたら、
と考えると恐怖ですね。
SNS運用はもはや防災だ!

今もまだ被害から復旧していない
エリアもあるようです。
中には情報が少なすぎて活動できない
という報告も。。
千葉県全域を襲った台風15号の影響で、千葉が苦しんでいます。何かできることはないかと、情報を集めていますが、情報が少なすぎてまだ何もできていません。情報をお寄せください。県や市の方も是非。ZOZOも僕も千葉生まれ。何かお役に立ちたい。同じく千葉の皆さんでも協力して千葉を助けましょう!
— Yusaku Maezawa (MZ) 前澤友作 (@yousuck2020) September 11, 2019
一刻も早い復旧のためには
情報が本当に重要です。
そんなとき重要なのがSNSなのです。
今は取材もSNSで行っている!
前回の地震の時も
活躍されていた 堀潤 さん。
今回の台風被害もいち早く
対応されています。
多くの地域で停電が続く千葉県鋸南町の港に来ました。沖で養殖しているタイなどを保管している水槽施設が稼動できなくなり魚が全滅。沖合の魚の調査はこれから。漁協組合長によると被害額は億を超える可能性。保険でカバーできる範囲だが、契約している店に卸せなくなってしまうのが心配と。 pic.twitter.com/zaK6FSnuhE
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) September 11, 2019
千葉県鋸南町にきています。「報道が少ないので伝えて欲しい」という連絡を受け現場にきました。鋸南町では多くの地域で停電も続いており、携帯電話も繋がりません。いま、電話が繋がるところまで移動してこのツイートをしています。詳細今夜と明日に。 pic.twitter.com/j7SfaQtHgX
— 堀 潤 JUN HORI (@8bit_HORIJUN) September 11, 2019
電気が止まってしまうと
こんな風に何もかもが台無しに
なってしまうんですね。。
私たちにも起こっていた
かもしれないと考えると
とても深刻です。
こういった現地の声を
そのまま届けられるのは
SNSの強みです。
さらにはいろいろな人が
拡散してくれるので、
一回だけの情報ではなく
何回も声を届けることができます。
私も千葉県の皆さんの大変さを
Twitterを通して知ることができました。
自分も力になれる!
上記の取材ツイートは
私も何かできれば、、
ということでRTさせていただきました。
今松崎町から千葉県に行くことはできませんが、
わずかでも私も情報を発信することができました。
これはすごく大きなことだな、
と感じています。
「自分は何にもできない、、」
から
「少しでも意思表示できた」
は違うと思います。
そして、私は
ある意味これが
自分の身に起きてしまったときのためにも
活きてくる
と考えています。
どこから情報をとってきたら良いのか
拡散するときはどうしたら良いのか
もし自分だったら、と考えてみたら
もちろん支援する気持ちもありますが、
いつか自分にも起こるかもしれない
という気持ちで発信に参加しました。
特に静岡県で暮らす私たちは
あらゆる災害の危険にさらされています。
小さなことでも自分事として
考えてみる必要があると思います。
気持ちの共有は安心感になる
自分が被災してしまったときに、
孤独でいるのはシンドイはずです。
このままで良いのだろうか
みんな大丈夫なのかな
とにかく漠然と不安
今回、
「そっちどうですか?」
「こっちこんな感じです!」
みたいな会話があったのは
ある意味力強く感じました。
さらには、
「松崎町こんな感じです!」
という投稿に対してリアクションがあると
という安心感を感じました。
わずかな1リアクションだけでも
救われるものです。
今回の千葉県の皆さんの件についても
私はそれを意識して拡散しました。
明日まで頑張ればなんとかなりそう!
そんな心の支援も遠方からできるのです。
そして、きっとこれが逆のときにも
活きてくるでしょう。
そんな風につながっていける関係に
なれると良いですよね。
今は全国に気軽につながれます。
是非皆さんもそう意識してご覧になって
みてください。
普段から有事の際のネットワークをつくろう
他の災害のときにも動いてみましたが、
ネットがいくら世界につながっているとはいえ
十分なほどに拡散させるのは非常に難しかったです。
逆に有名人のアカウントからの
発信はめちゃめちゃ強い。
普段は「羨ましいな~」
ぐらいにしか感じていないのですが、
こういうときになってみると
SNSで影響力をもっている
って最強だな
ということを実感します。
けが人が!
という緊急性の高い情報ですら、
私のように影響力がないアカウントでは
必要な場所に届けることができません。
でも、ひとたび強いアカウントに
引用してもらえれば確率はグンとあがる。
ただでさえ現場は慌ただしくなるであろうことを
考えると、
その影響の強い
1投稿が
できたかどうか
が命運を分けることだって十分考えられます。
南海トラフ地震の場合は
きっと被災地も多くなるでしょうから、
より情報が埋まってしまいやすくなります。
果たしてそのときに
松崎町は発信できるのだろうか、、?
心配になってしまいました。
こればかりは焦っても
どうしようもありません。
コツコツと影響力を積み上げ、
有事に備えるしかありません。
実はこうして毎日地道にSNSを続けていることも
ある種の防災になるのです。
そういう時代です。
是非その価値に早く気づいて
SNSと真剣に向き合ってくださる方が
少しでも増えることを願っております。

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てらけん