伊豆未来会議

【説明責任あるよ】良いところしか書かない地域メディアは愛がない!?【全部見て惚れ込め】

地域と真剣に向き合おう

こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

私は地域おこし協力隊という
地域の魅力を伝える側の人間でありながら、
けっこう地方に批判的な内容も
掲載しています。

地方がヤバイ!?
【まとめ】地方がヤバイ!?現地で2年暮らしてわかったこと10選こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。 当ブログ記事内では、 「私てらけんが地方で暮らす中で気づいた違和...

どうしてそんなことを書くのか?

地域の良いところを出せよ!

そんな声もいただくので、
本日はその理由を解説していきます。

こんな方におすすめ!

  1. 地域メディアは良いところを書くべきだ
  2. 地域おこし協力隊は魅力を伝えるべきだ
  3. 不快になるような内容は控えるべきだ

良いところしか書かない地域メディアは愛がない!?

様々な考え方があるので、
「そうじゃない!」という
人もいて然りだと思います。
(むしろそっちの方が正答だと思います、、^^;)

でも、私は
良いところばかり書くのは良くないと思います。
理由は、

結果的に人を不幸にする
恐れがあるから

です。

投資商品は必ずリスクを説明します

私は地域おこしとして
地域に関わる人を増やすこと
が必要だと考えています。

それは移住してくださる人ももちろんですが、
観光で来てくださる人、
オンラインで業務をしてくださる人、
何でも良いと思います。

しかし、関わってくれる人というのは
同時に地域のことに時間を費やしてくださる人
ということになります。

私はこれを、

時間を投資してくれている

のではないかと解釈しています。
それはとても尊いことです。
そんなことをしてくれる人は
なかなかいません。

だから、どうやってそういう人を増やすか?
はとっても難しいことなのです。
だから地域おこしは難しい。

そして、そんな中
時間を投資してくださる尊い人に対して、
しっかりリスクを説明する責任
があるのではないかと考えています。

私は前職で金融商品を販売していた
のでよくわかるのですが、
いわゆる投資商品(株式とか保険とか)は
必ず購入者へのリスク説明が義務化されています。

  • 損をするかもしれない
  • どこに投資をするのか
  • 責任の所在はどこか

そういうものをしっかり説明した上で、
最終的に消費者は購入するのです。

ただ「自己責任だ!」「あそこは悪徳だ!」と
ならないためにも、
お互いに事前にしっかり説明をし
説明を聞き
合意して共に挑戦するのです。

その結果利益が生まれたり、
楽しめたりする。

地域おこしにおいても
同様のことが言えると思います。

むしろ、

「移住をしてもらいたい」なんて
人生スパンでの投資を勧めるなら、
株式よりよっぽど丁寧なリスク説明が必要

です。

移住してくれた
イベントに来てくれた

安直に言う人は言いますが、
かなり大きな投資です。

もし地域の魅力的な情報をアップして、
その情報を見て移住してきた人がいて、
実はその地域と合わなかったとしたら?

一人の人生スパンで大きな損失を
発生させてしまいます。

果たしてそれは、
その人のためになる情報だったのでしょうか?
あるいは、
それが地域のためになるのでしょうか?

私は疑問をもっています。

事実として起きていること、
特に悪い条件の情報、
それこそしっかり事実通りに
お伝えしていかないといけないのです。

そして、
それでも参加してくれる人を見つける。
事実を認め、根本的な問題に向き合う。
たとえ辛くても。

それが骨太な地域おこしになっていく
のではないかなと私は考えています。

良いところを見るならSNSで十分

今の時代、個人がいくらでも気軽に
発信できるようになりました。

プロのカメラマンが一人いるのも大きいですが、
素人でも100人がインスタを更新すれば
けっこう素敵な情報があがってきます。

それに、身近な人が

ここ良かったよ!

と言ってくれた方が、
案外人間は「良いとこなんだな~」と
感じやすかったりします。

だから、私が地域の良いところを
100発投稿するよりも、
10人の知人を案内し
それぞれに発信してもらう方が、
結果的に良いところは人に伝わる
のではないかと考えています。

もちろん、私も投稿はしますが、

しっかり良いところを伝えるには
私である必要はないし、
むしろ他の人の方が良い
かもしれないのです。

そうなると、

地域おこしとして情報をあげるなら
どういうものが良いのか?

その時に私は、
リアルさこそ重要だ
と考えました。

良いところはとにかく人を招待し
そこで発信してもらう。
自分はその人たちではたどり着けない
情報を深掘りし提供する。

そんな風に役割分担してみてはどうか
と考えています。

そして、その両面の情報をもとに
魅力を感じ共に歩んでくれる人
地域に関わってくれる人を増やす。

このきっかけに地域メディアが必要
なのではないかなと思っています。

いいね!が人をクズにする

地域メディアが良いところを
あげたくなる気持ちはよくわかります。

端的にいうと、

みんなのいいね!がもらえて楽しい!

だったりするからです。

でもそれは危険。。
その理由を深掘りしていきます。

社会学者・宮台真司さんから

見出しにつけた
「いいね!が人をクズにする」
は社会学者・宮台真司さんの言葉の引用です。

この会のWEEKLY OCHIAIは神回なので、
是非ご覧いただきたいです。

一部抜粋してお伝えすると、

  • いいね!が集まる情報が良いわけではない
  • いいね!を集めるだけのための情報はAIにやらせればいい程度のもの
  • いいね!欲しさに出す情報には自分の価値観の軸がない=薄い情報
  • 誰もいいね!を押さないような少数の変わり者が人類を生き残らせてきた現実がある

こんな感じです。

皆さんも誰かから「いいね!」を
もらうのが嬉しくなっちゃって、
何かに媚びた投稿になってしまっていませんか?

それはクズ化の序章です。

いいね!欲しさにつながった人たちは、
つながっているようで簡単に裏切れます。

気をつけましょう。

良いところ競争にゴールはない

私も

良いところあげます!

みたいなことはやっています。
このツアーなんかは典型例です。

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これはこれで楽しい営みですし、
これに共感をもらえるのはシンプルに嬉しいです。

しかし、こんな情報はいまどき
ネット上の各所で毎日アップされていきます。

今日のOO町は快晴です!

OOイベントが大盛況!

かなり飽和状態です。

そして、どっちの方が良いところか?
なんて結局結論の出ない議論です。
全部良いところ!になってしまいます。笑

確かに、
TLが楽しい地域情報で埋まる!
のはハッピーな感じですが、
もっと根本的な議論をしていかないと
いずれその大好きな地域も衰退し
なくなってしまうかもしれないのです。

なくなってしまった地域の
楽しかった思い出だけがTLに残る。

良いアルバムとしては良いですが、
やっぱりこの先もずっとその素晴らしい風景を
残したくないですか?

そのためには課題・問題に向き合い、
ゴールを目指して考える
地域メディアも必要なはずです。

良いところ競争で
お互い褒め合うだけの馴れ合いは
脱却しよう。

いいね!欲しさの情報は賞味期限がある

誰かに褒められる
認めてもらえる
羨ましがられる

というのは誰でも嬉しいものです。

綺麗な景色だね!
美味しそうだね!
楽しそうだね!

人間とは怖いもので、
そういった言葉は
結局いつか飽きていくのです。

それはまさに地元の人たちが
綺麗な海や山を大して褒めない
ことが立証しています。

地域は困っていない
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当たり前になっていくと
どんなに美しいものでも
その価値に気付けなくなっていく。

どうしてなんでしょうか。。?
理由はわかりませんが、
事実のようです。

有難いの対義語が当たり前
であるように、

いいね!という情報が溢れていくと
いつの間にか一つ一つの魅力が当たり前になり
結果的に薄まってしまう

のです。

ひどくなってくれば、
盛り加工のように
いいね!がもらえるよう事実を歪める
なんてこともあり得ます。

これは完全に地域の価値を
薄めにいっています。

それを助長するのが
地域メディアの役割ではない
はずです。

完璧ではない地域の良さも悪さも発信しよう

人間に良い面も悪い面もあるように、
地域にも良いところ悪いところがあります。

地域は結局人間の集合体ですからね。

その両面がわかってこそ、
本当にその地域のことを好きになれる
のではないでしょうか。

あいつはホントダメ人間なんだけど、なんか憎めないんだよな~

そんな経験ってありませんか?笑
美人は三日で飽きるってやつです。

かくいう私も
そんな地域の憎めないところ
に惚れ込んでしまった一人です。

だからこそ声をあげるところは声をあげたいし、
見たくない事実だからこそ論じたい。

皆さんもそんな沼のような
地域の魅力にハマっていきませんか?笑

そして、そんなことを言えたような立場じゃない
私は今後もそのようなスタンスで発信をしていきます。

ご迷惑をおかけするかとは存じますが
どうぞよろしくお願い申し上げます。

寺田健悟てらけん
伊豆については地域おこし協力隊におまかせ!
こんなメリットがあります!
  1. 住んでいるからこそ知り得たおすすめ情報!
  2. 地域の人とネットワークがある!
  3. 経験に基づく安心の旅行ルート、プラン!

地域おこし協力隊は、その地域が好きで移住までしちゃったという人間たちなので、そんじょそこらのガイドさんには負けませんよ!

ご連絡お待ちしております!

てらけん

ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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