こんにちは!伊豆松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
今日はまた新しい試みをご紹介します!
その名も伊豆シェアチャレンジ!
さっそく概要を説明していきます!
Contents
伊豆の現状
静岡県民ですら静岡や伊豆を知らない
良い素材がある! 手をかけて素晴らしい価値を提供している! ここにしかないものを長年つくっている!
そんな事業が伊豆にはたくさんあるんです。
その内のいくつの事業を皆さんはご存知ですか??
有名な温泉、有名なお宿、有名レストラン、、、
それだけで満足してしまっていますか??
あ~あ、、
もったいない!!!
皆さんはあの極上のポンカンを知らない、と!!
もったいない。
と、言っている私ももちろん来るまで全く知りませんでした。笑
それってなんで?
おいしいことは間違いない。
農薬も使っていなかったり、歴史があったりと普通のものより付加価値もある。
町では当たり前に知っているのに、隣町に行くとさっぱり。
ポンカンならまだしも、松崎町の棚田もけっこうな確率で知られていないからびっくりです。そもそも長く続いている事業ですし、メディアにもよく出ています。
「感動するのはおれだけなのかなあ~」
と思って、こじんまりSNSに投稿していたら、
「なにこれ!!」「今度行きたい!!」「海外??」
と、まるで人気者になったようなリアクションが!!(←一瞬調子に乗りましたがもちろん僕の人気ではありませんでした。。m(_ _)m)
なんだよ、やっぱりすげーじゃん。
そうなると俄然、なんで知られていないんだろう?と不思議になりました。
当たり前ってもはや恐ろしい
これってすごいですよね~?? そうやって聞いてみるとあるモノスゴイ事実が発覚しました。
それは、
【別に珍しいことじゃないじゃん】
ということ。
ポンカンなんてこんなもんだろ。海があるんだからサザエぐらいとれるだろ。掘れば温泉が湧くだろ。
( ゚д゚)ポカーン
温泉ってそんなもんでしたっけ? あぁドイツ行くと水よりビール安い的な? そういやうちの実家(静岡県富士市)もお湯はあったたかったな。
。。いや、普通にガス給湯ですわ。( ゚д゚)ポカーン
これがまず一つ。【貴重な価値は享受しているんだけど、当たり前すぎてもはや認識できない】というのが、素晴らしいものが知られていない不思議に対する答えでした。
手一杯で手が回らない!
そして、もう一つ深刻な問題が。
見る人が見れば素晴らしい価値を提供している業者さんたちが、近年の担い手不足により、急速に高齢化しています。若い担い手も少ないです。
そうなると、もはや今までやっていたことを維持するだけでも精一杯。
「これからは1×2×3=6次産業化の時代だよ!(^_-)-☆ みんなでワークショップだぁ~!(^_-)-☆」
なんて産業なんとかアドバイザーに言われてもなんのその。
「おらっちのやり方があるじゃぁ」
その一撃で終了です。あるいは、そこに××補助金がついて、単発的に企画や組織が組まれる。たまに呼び出された会議に顔を出す。呼ばれたから。そこまでです。
若い人たちが全くいないという訳ではないですが、その人たちは現場仕事で走り回っていて、とてもじゃないけど余裕がない。現場も事務も営業も「若いんだから」の一言で集中。言われる方も成果を出そうと必死だからもっと余裕がなくなる。
。。そんな人たちは、こんなに長ったらしいブログを書いてるほどヒマじゃないんです。
。。(「働け、てらけん」だけは言わないで。へこむから。。(´;ω;`))
プロジェクトから見えた光
想定していなかった波及効果
あ~へこんだな。テンション下がるわ~。絶対、「こいつヒマだよな~」と思いながらこの先見てる人いるもんな~。 うるさい!ヒマじゃないもん!!(´;ω;`)
、、え?どうでもいいですか?
大変失礼いたしました。(結局へこむ)
今回の伊豆おこしプロジェクトは、あえて行政地区を超えることを前提とし、スタートを切りました。
何故そんなことをわざわざ? という部分はまた別の機会にするとして、今回のことを発端として発生した事象がありました。
26記事(28名)のインタビューをしたこと。
そして、それを記事としてSNS上に流通させたこと。
半分新しい企画に挑戦と、半分勢いでやってみたこのアクション。その結果発生したのが、28名各個人のコミュニティの顕在化。
わかりやすいのが、こちらからタグづけしたインタビューを受けてくださった方のタイムラインから、「お~なんだお前今こんなことやってんの?^^ 今度飲もーよ~」というリアクションが僕の方にまで通知が。
そうなんです、実は「SNSでつながってる」ってある側面「つながっていなく」って、飲みに行こう飲みに行こうと言っていたりしても案外目に見える形にはなっていなかったりする。思い当たる節、ありませんか?
投稿できるかどうかは実はルーティーン次第
僕みたいにヒマ人ならまだしも、走り回っている若手世代はそもそも自分の状況を報告すらできていない。通勤途中とか、急にできちゃったスキマ時間とか、その間に見てはいるけど、打ち込むほどじゃない、的な。そもそも、自分の日常なんて「当たり前」だから報告するほどの何かじゃないし、みたいな。
実はそれが続いていくと、「そもそも報告すること自体できなくなる」んです。実は。
僕で言うと、twitterだったんですが、特に意識することなくある時期からフェードアウトして、今年になってブログの開設とあわせて必要に迫られて再開しました。
すると不思議。
すっごい書きにくい。^^;
なんていうんだろう、「あれ、ツイートってどういうもんだっけ??」みたいな。
そもそも別に「ツイートのお手本」なんてなくて、別に何だって良いし気にすることもない。特にtwitterの方が情報の頻度が多くて埋もれるから、どうせ誰も見ていない環境でそんなに意識することもない。いわゆる「思ったこと」を気軽につぶやけば良いはずなのです。
だけどそれが難しい。
ある側面ではこれもひとつの人間の成長過程のひとつなのかもしれない、と捉えて、「SNS思春期」として考えてみたりもしたのですが、一理あるなあと思ったのは、「いくらつぶやきとは言っても書き慣れないと難しい」という指摘でした。(そういった趣旨の内容は「ブログ 書き方」とかで検索するといろいろ出てきます。僕もブログをつくるにあたっていろいろ参考にしました。)
シンプルな話です。文字数の多い少ないとか、毎日トピックになりそうな日々を過ごしてるかどうかとかじゃなくて、「あ、書こ」と思った瞬間に「指が動くかどうか」。そういうことなんですね。
一定の効果をもたらす数の理論
なかなか報告ができないような多忙なプレーヤーの当たり前の日常をヒマ人であるてらけんがインタビューすることによって、その人のもつコミュニティが久しぶりに顕在化する。(「久しぶり~元気~?」みたいなやつ)
自分もそうだけど、何年か越しにその人が投稿をすると、別に何をしたって内容じゃなくても、顔が見えただけでも「いいね!」ってなる。別にコメントするほどじゃないけど、「いいね!」ボタンぐらいなら押しちゃおかなって。
でも、今回の投稿は実はヒマ人であるてらけんに一部紐づいていて、僕にとっては見たことも聞いたこともない人からのリアクションを受け取る。しかも、28名分。
たかがSNSとは言っても今の時代バカにできなくて、一人当たり100人とか、多い人だと500を超える人々とのつながりを持っているから、けっこうなリアクション数になる。都内と違って、伊豆は人が少ないから、カブる人も多かったりするけどどれでもそれなりです。
むしろ、伊豆地域の人口規模からしたら、けっこうな比率だ。都内だったらちょっとイベントに行くだけですぐ知り合いになったり、そのイベントの数が多かったりしますもんね。
それが如実に現れたのが、facebookページ。クラウドファンディングでの報告はほぼ全て「松崎町地域おこし協力隊FBページ」から毎日投稿をしました。実は私、他のページにも関与しておりまして、同じ期間中のインサイト(要はページにどんな反応があったか成績簿みたいなもの)を複数見れるのですが、その差は歴然です。
具体的な数字も是非発表したいのですが、あまり乱雑には扱いたくないデータであることと、本気で地域発信を考える方と是非議論したい内容なので(ここで文字で報告のみよりも対面やオンライン通話でお話したい)、申し訳ないのですが、こちらでは控えさせていただきます。個別にコメント等いただければ追ってこちらからご相談させていただきます。
そして、これが「こいつヒマ人かよ」と思われるぐらいこのブログを更新している理由です。
たった10日。しかもブログ経験無しの管理人にしてはけっこう発信効果を発揮している。これは別に自慢したいわけではなくて、シンプルに関係者の皆様がたまたま多くて、たまたまきっかけがつながったから。そう、わずか28名のコミュニティが合わさるだけでもけっこう地域にとっては大きなコミュニティになるんです。人によってそれがどのレベルから効果があるといえるかどうかは変わりますが、私にとっては想定外の数字でした。 1ヶ月のPV数がそれなりに楽しみです。
伊豆シェアチャレンジとは何か?
「自慢したいのはよ~くわかった。お前何が言いたいんだ?」
ではそれを最後にお伝えします。
このコミュニティの合体やリアクションというのは立派な資源だと思います。
それこそ今はとっても小さな火種。ZOZOTOWN前澤社長に比べればとってもちいさなもんです。
それでも僕はこのちっぽけ影響力でもなんとか皆様に還元したい。受け売りじゃなく、それが有効な手段だと思います。
しかも、まだ私が協力隊であるうちは一定レベル「ヒマ人」であって、まだコミュニティを重ねていけるかもしれない。多忙な人たちでさえも引っ張り出すことができるかもしれない。
【その人たちを伊豆中にシェアする】。これを目標に活動していきたいと思います。
その第一弾!!!
なんとなんと、恐れ多い、
三余農園/三餘塾資料館【FARM/MUSEUM】
さんのFacebookページ立ち上げをお手伝いさせていただきました!!!
一緒にページのデザイン等を考え、これからは定期的な情報発信もお手伝いさせていただきます!!
「伊豆おこしプロジェクトに是非お願いしたい!」「てらけんにお願いしたい!」(←これも大事!笑)
そんなご要望は是非お気軽にお問合せください!^^
よろしくお願いいたします!
てらけん