こんにちは!伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
おいしいものは大正義!!^^
カロリーゼロが口癖になりつつあります。。(;´Д`)
本当の”うまい”って?
うまいに必要なもの?
人間の三大欲求のひとつ・食欲。
ほんと、とどまることを知らないですよね~。。
でも仕方ない! うまいものがある方がむしろ悪いんだい!!
そう思いたいものです。^^;
ところで、“うまい”ものってなんでしょう?
最高級肉、三大珍味、ビンテージワイン。。。
私なんかは貧相な舌なので、ファーストフードが大好きです。笑 やっぱりラーメン、牛丼が大好きですね。 最近はそういう店舗が近くにないのでほとんど巡り会わなくなりましたが、それが逆に東京に行くときには真っ先に吉野家に突っ込む理由になっています。笑
旅館とかの食べ物って逆に食べづらい。。 文化レベルって大事ですね。
それだけ“うまい”っていろいろな評価ができますよね。
脂っこいものが好きな人もいれば、ほんのり塩味があるぐらいが好きな人もいる。同じラーメンでも多種多様です。
「これを入れれば何でもうまい!」みたいな調味料もなんとなくありますが、それも限度がある。 うまいに必要なものって何なんでしょうね。
実は大概のものはうまい?
お酒を飲むようになってからは、さらにアホ舌感が強まって、だいたい塩味がついていればおいしいような気がしてしまいました。。
むしろ評価基準はビールに合うかどうか?^^; からあげ最強説です。。
、、そういうことが言いたいんじゃなくて!笑
私たちって、「何か特定の成分がうまいと感じる」というわけでもないと思うんですよね。
塩がうまい?砂糖がうまい?脂がうまい?
んー確かにある程度はうまいと思うけど、「おお!うまい!!!」と思う瞬間って塩味や甘みだけあればってわけじゃないですよね。
しかも、その感じ方はけっこう変化していく。
ビールなんか典型例で、元々別に好きではなかったし、からあげにご飯は最強のタッグでした。が、なんとなく今は逆転気味。。? 10年もしない内にけっこうな変化です。
もし、「特定の成分がうまいと感じる」のであれば、こんなことはあり得ないですよね。10年の間にビールの成分が大きく変わったか?。。それなりには進化があったと思いますが、それより「私の方の感じ方が変化した」と考えた方が自然です。
オッサンになった→オトナになったなぁ~~(;´Д`)
そうなると、成分にとらわれず、「どう感じさせるか?」を丁寧に考えることで”うまい”をつくっていくことはできそうです。
あなたのうまいはなんですか?
私は先ほども申し上げた通り、からあげビールです。(;´Д`)
あ、餃子もありだな~。枝豆も。 秋はサンマかな~~。
、、一旦ビールから離れましょう。
最高に【うまい!】と思ったもの、ありますか?
思い浮かべてみてください。
一品?
だけ浮かべるのって難しくないですか?
けっこういろいろなものがありますよね。それが当然だと思います。
無理やりイイ話にしようとして、「おふくろの味」とかいう必要もないし、おしゃれに「バーニャカウダ」とかいう必要もなければ、いろいろなものがあげられますよね。
私は仙台にもいたことがあるので、牛タンも大好きです。(←ビールから離れろ)
だって仕方ないです。“うまい”ものは私たちの想像以上にあちこちにあるし、明確な定義がない。しかも”うまい”。
、、じゃあいいじゃん?【全部うまい】で。
てらけん的伊豆のうまいを届けよう
なんだって”うまい”。 そんなアホ舌をもつてらけんがお送りする”うまい集”。
言い換えれば、“個人的にうまいと感動した瞬間”。
フルコースとか関係なく、欲望のままに書き連ねていきます。笑
サザエの踊り食い
よく「伊豆に来て一番うまかったものって何ですか~?」と聞かれるのですが、とりあえず即答で答えるのがこちらです。
サザエの踊り食い。
踊り食いってわかります??
~踊り食い~ from wikipedia
踊り食い(おどりぐい)は、魚介類を活きたまま食べること。
そう、活きたまま食べること。
うえ~~ってなる感じもわかりますし、「え?サザエって良いの??」という感覚はめちゃくちゃ理解しています。
貝類ってけっこう加熱処理しなきゃヤバイ感じしますよね。
そのリスクの向こう側。
めっちゃうまいっす。
いや、さすがにヤバくはないでしょうけどね。笑
地元の方と一緒に海に行って、潜ったときに教えてもらいました。
そこそこ深いところにいるので私は獲れなかったのですが、そこはさすが地元人! お孫さんもいらっしゃる見た目はおじいちゃんですが、すいすいと下まで行って獲ってきてくれました。
何が驚きってその後。
「ほれ、こんなサザエ、ふつーじゃよ。食べてみ?」
、の後。
サザエ 、 グゥワシッッッッ!!
岩 に ガァァーーーン!!
なんかヌルヌルっとした内臓みたいなとこ、ナイフで シュパパッッッ!!!
「ほい。」
。。マジですか。 これ、マジですか??
大丈夫ですよね? 今夜お腹おさえてのたうち回るとかないですよね??
さすがにまだ人生でやりたいことあるんですけど。。??
「いや~うちの孫が来るといつもこれを欲しがってさぁ~。」
よぉし、俺だってそんじょそこらのおチビちゃんよりは、社会という荒波に揉まれてきた漢。地域おこし協力隊の隊員としての名が廃るぜ。
「い、いただきまぁ~~す!!」
パクっ。
もぐもぐ。
?
??
!?!?!?!?
うまい!!!!!
(*’ω’*)!!!
海の旨み成分という旨み成分が全てこの数gに凝縮された感じ!! なんじゃこりゃあ!!
すうっとした爽やかな塩味と、その後にふわっとやってくる磯の香り。 噛み応えのある歯ごたえが心地よいと思ったらそのまま口の中に消えていく。
マジでうまいっす。感動です。
思えばあれ以上の海鮮料理は食べてないなぁ~。 どうしても人を選ぶものだと思いますが、怖いもの知らずの方には是非おススメですw
幻のポンカン
静岡県ってお茶とみかんっていうイメージありますよね。
実際そうなんです。 温かくて寒くなってくるとみかんばっか。
うちは母方の実家が静岡県掛川の方で静岡なのでみかんがあり、さらに父方の方も実は広島なのでみかんが豊富なんです。
そうなると年末は大変。
有難いけども、箱でみかんはけっこうキツイ。笑
学生のころは全然余裕だったけど、やっぱり社会人になってくるとぼーっとみかん食べてるってことなくなっちゃいますもんね。
そういう環境で育ったので、正直、みかんを代表とする柑橘に感動しない体質だったんですよね。 仙台にいたころは、東北の人たちが柑橘をかなり喜んでいてびっくりしました。笑
そんなバックグラウンドをもつ私が、一年前から柑橘大好き人間になってしまうなんて。(←ドラマ調)
端的にまとめればコチラ。
- 果肉ぎっしりぃ~
- 味が濃厚ぅ~
- 甘さがちょうど良いぃ~
- 酸味がしっかりぃ~

最近甘いもの本当に食べなくなってきたんですが、これは別格。
酸味がちょうど良く介在しているので、飽きがこないんですよね~~。
しかもしかも知ってしまったのが、柑橘っていろいろな種類があること。
正直、温州みかんのイメージしかなかった。。
それが「いや~みかん別にいいわ~」という感じの諸悪の根源だったんです。
一個一個の特性見ていくとキリがない。 しかも爽やか。
控え目に言って最高です。
うまいはつくれる
とりあえず2つあげてみました。 ですがまだまだあるんです。笑 めちゃめちゃ続きそうだったのでやめました。^^;
書き連ねている途中で思ったのですが、僕にとっての”うまかった”ってどちらかというとシーンなんですよね。 塩味、砂糖味とかじゃなくて。
サザエの踊り食いの場合は、海の磯場とおじいちゃんとの素潜り体験。
幻のポンカンの場合は、みかんに対する固定観念からの脱却。
もう一個ここに入れようか迷っていたのも、お米の話。
実際にお米をつくる現場に入ってみて、その違いに気づいた。もともと朝はごはん派だったので、お米は好きだったんですが、最近はもっとおいしくなりました。
じゃあビールは?って考えるとこれも同じように言えて、
歳を重ねるごとに悪い飲み会もあったけど、なんかこうすごく時間が経つのが早かった飲み会も体験するようになって、その時にたまたまビールがあることが多かった。
面白かった瞬間にビールがあったはずなのに、ビールがあったことが面白くなってるというか?^^; さすがにそこまでパブロフじゃないと思うのですが、近い感覚がありますよね。
きっとそれは私たちの”うまい”のひとつのヒントだと思っていて、絶対的な味覚があるみたいな人以外は成分よりそっちの方が重要だと思うんです。
口の中に入れる前後のシーン。
私は最高の成分を含む海産物や農産物を生産することはできませんが、その前後のシーンのお手伝いならできるかもしれない。 少なくとも、伊豆未経験者の方々に伊豆のフィールドに来てもらうことでなら。
たっくさんありますよ!! 伊豆の”うまい”シーン!!^^
是非体験してみてくださいね!お手伝いいたします♪
てらけん