こんにちは!伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
本日は先日開催された「地域おこし協力隊の出張イベント!」についてご報告させていただきます!
どんなイベント?
地域おこし協力隊が出張します!
普段は地域にいることが多い地域おこし協力隊。
その中で学ぶことだったり感じたりすることはたくさんあります。
特に、「地域外から移住してきた」という立場からでしかわからないこともたくさんあります。
そこから見えてくる本当の地域の魅力。
それこそが私たちが地域に魅了されてしまう理由です。
それをみんなに知ってもらいたい。。!!
私たちは常々そう思っています。
でもこれがなかなか伝えにくい。。(;´Д`)
実際に来てもらえれば一発でわかっていただけるのですが、なんせ松崎町の場合は、電車が通っていない上に、車でも都内から3.5時間。。
「まぁそこまでじゃないかな」
と言って松崎町にたどり着かない方が多数です。 逆の立場だったら私もそう思います。
それで魅力が伝えられないのはもったいない、、!! 悔しい、、!!
、、ということで!
こっちから行っちゃいます。
笑
一人だけじゃないよ!みんなで行くよ!
今回の一番の目玉はこちら!!
協力隊が3町から4名もいること!!




しかも!! ギリギリで日程調整してくださって、伊豆市からもお越しいただきました!!^^
お忙しい中ありがとうございます!!
これだけ隊員が揃うと、様々な伊豆の魅力的な情報が皆様にお届けできます。
せっかくならいろいろなことに触れてもらいたい!
ということで、
今回はテーブルを4つに分け、それぞれを巡回するような形でトークセッションをしていきました。
ゲストの皆様もひとつのテーブルに固定されず、できるだけいろいろな方とお話いただくように調整しました。
そんな会場は大盛り上がり!!^^
「実は伊豆の出身なんです」「伊豆はいつも旅行で行っています」「今度伊豆で面白いことやりたいなと思っています」
たくさんの貴重なご意見をいただきました!
釣りが趣味の西伊豆町の地域おこし協力隊からは伊豆の海がどれだけ恵まれているのかを、
農家さんのお手伝いをされている東伊豆の地域おこし協力隊からは伊豆の農産物がどれだけ丁寧に育てられているのかを、
現地目線でお話していただきました。
やはり、文章や映像で見るのとは違う情報が伝わる! インターネットが発達した時代だからこそ、こういう対面のコミュニケーションで果たす役割も大きいですね。
「いろいろな人がいるのがわかって良かったです!」
と言っていただけてとても嬉しかったです!
どうしてこれが?
伊豆との接点をつくりたい
「伊豆っていいとこだよね~」
という方は大変ありがたいことにたくさんいらっしゃいます。
でも、「じゃあ来てみてください!」と言うと、
「あ、まあチャンスがあったらね~」
となってしまいます。
つまり、「良いとは思ってるけど、そこまで」が今の現実だと思います。
それを突破して、「今すぐにでも伊豆行きたい!」と思わせるにはどうしたら良いか。
そこは非常に難しいなといつも感じます。
ひとつきっかけになるのが、
「伊豆に何かの接点があること」
なのではないかなと考えています。
例えば、親戚がいること。
もしあなたの親戚が伊豆にいたら、そりゃあ必然的に伊豆に来る機会は増えますよね。
しかも、その現地の情報は親戚づてに伝わってくると思います。
こんなとこがあるんだよ~、こんなおいしいものがあるから今度おいで~、
そんなことを聞くたびに伊豆が恋しくなるかもしれません。 だから「伊豆に親戚という接点があること」は大きいのだと思います。
でも、今から伊豆に親戚ができるってそうできることじゃないですよね?
だから、他の接点があれば良い。
そこに地域おこし協力隊を配置したいのです。
まるで親戚のようにお互い顔見知りで、たまに連絡とり合ったりなんかして、行くことになったときは食事をしたりなんかして、近況を話し合う。
そういう人が伊豆に一人でもいれば変わると思うのです。
実はみんなそうだった
この企画を立ち上げて、参加する協力隊の方々と事前打ち合わせ等を行いました。
するとわかったことが一つ。
「みんな人が接点になって今の地域に移住してきた」
ということでした。
西伊豆のお二人は釣りをするために伊豆に来て、その滞在中に出会った釣り友達と、
東伊豆の高橋さんは先に協力隊として活動されていた方と、
そして私はすでに協力隊として活躍されていた荒武さんと、
それぞれ出会ったことがきっかけとなって地域に入りました。
おそらく、他の方々もそういうパターンが多いのだと思います。
サイコロで決めてきました!!はあまりないのだと思います。笑 今なら移住する先はいくらでも情報がある。
移住までしなくても、旅行先でもそうですよね。
今はいろいろな情報があるから、特別ここにって選ばれるためには何かきっかけがないと難しい。
じゃあ今後自分たちと同じように、伊豆を好きになってくれる人をどう増やしていくのか、と考えたら、
次は自分たちが接点の役割を果たす番だ
となったわけです。
私個人としても同じように考えていたので、他の皆様と共感できてとても嬉しかったです。
地道にバトンをつなげていく
今回のイベントは20名に満たない程度の小規模なイベントでした。
でもその分濃いコミュニケーションができた!!
仕事のことだけでなく、プライベートのことや生い立ちといったところでもかなり盛り上がりました。
小人数だからこそ話しやすいこともありますよね。
「地域おこし協力隊としてお話します!」
みたいなイベントって参加させていただけるのは有難いのですが、けっこう堅苦しくなっちゃうんです。
「地域にはどんな課題があるのですか?」「これからの地域をどうしていきたいですか?」「将来的なビジョンはありますか?」
もちろんそういうテーマで情報交換することも大切だと思います。
でも、もっと自由に、「この前はこんなことがあってさ~」みたいな情報を届けるだけっていうのも悪くないと思います。
私たち地域おこし協力隊ってそんなにスーパーヒーローではないので。笑
そんな堂々と人前でお説教できるような身分ではとてもないんです。
ただ、地域のじいちゃんばあちゃんたちのほっこりとした良さならよく知っている。
だからただそこをみんなに共有したいんです。 そういうところにも地域の魅力はつまっているから。
今回のイベントでは、一般参加者の皆さんだけではなく、隊員側にも学びがある時間となりました。
これが積み重なっていけば、じわじわと伊豆の魅力が広がっていくのではないかなと思います。
まだまだお伝えしたいことはありますが、
次回もすでに検討中!!
なので、次回に持ち越します!!笑
是非続きは伊豆で!!
てらけん