伊豆シェア

【解明】地域の価値は円に向いていません、物々交換しよう!【地方経済を考える】

地域おこし協力隊

こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

「田舎」と聞いて皆さんは何をイメージしますか?

空気がキレイ、緑が多い、虫や動物がたくさん。。

そして、おいしいものが安く食べられることではないでしょうか?

本日はその「おいしいものが安く食べられること」を、地域にとってさらにより良い効果をもたらすためにアイデアを共有したいと思います!

こんな方におすすめ!
  1. 地域のために何かしたいと思っている
  2. 地域のおいしいものをみんなに味わってもらいたい
  3. うまいものを食べて暮らしたい



地域の価値は円に向いていません、物々交換しよう!

日本全国、どこに行っても日本円を使えばたいていのものを買うことができますね。 コンビニに行けば100円で水を買える。 当たり前です。 だから日本円は便利。

でも、それでは地域の価値は評価できません。

じゃあどうすれば良いか? その答えは簡単です。

物々交換をする

ことです。

地域の価値が評価できないってどういうこと?

田舎のものだって「OO円」ってなってるじゃないか!

おっしゃる通り、田舎に行ったとしてもコンビニはありますし、水は都内と同じく100円で買うことができます。 地元の直売所に行けば、旬のお野菜がOO円という形で販売されています。 だから値段をつけて評価されていることになります。

でも、それが妥当な金額で評価されているかどうかは全く別問題です。 値段がついているから評価されているのではなく、妥当な値段がついて初めて評価されていると言えるはずです。

価値が評価されている ≠ 値段がついている

価値が評価されている = 妥当な値段がついている

この考えに基づいているので、私は地域の価値が評価できないと考えています。

結論から申し上げると、地域の価値が低く見積もられすぎている。 物価が安いと「安く買えてラッキー♪」とイチ消費者としては思いがちですが、もっと広い視点で考えると構造的に問題があることがわかってきます。

安いことは良いこと?

「安ければ安いほどお得で良いじゃん!」

と考えていらっしゃる方は多いと思います。 しかし、今日だけはその考え方を少し見直してみてください。

私自身、興味のないものは値段の安いものを購入しています。 洋服等はユニクロさんにとってもお世話になっています。 ですから、とにかく高級品を買えということではありません。

私が皆さんにお願いしたいのは、

なんで安いのか疑問をもとう

ということです。 そこを考え始めると、「安ければ安いほどお得で良いじゃん!」が間違っているかもしれないこともご理解いただけると思います。

物々交換なんてできるの?

できます。 というかやりました。 笑

もちろん、業として実現したというわけではなく、あくまでお遊びの範疇で実施しました。 その結果はこちらの記事でも触れています。

たまたま学生時代からの知人が同じ地域おこし協力隊になっていたので、「お互いの地域の良いもの交換しようぜ〜!」ということで実現しました。 その場所が宮城県気仙沼市! 遠いようでつながるものですね!

そんなことをしていたら、別のご縁からも物々交換が実現。

こちらも私の学生時代のつながりから、 岡山県笠岡市に! 身の回りの人間が実はどんどん地域おこし協力隊になっていた。。笑

そしてそして、そんなやりとりをTwitterでしていたらこんな展開が!!


早速手配して郵送!!  早くも喜びの声が!!^^


顔のクセが強くて甘夏の情報が伝わってこないwww 喜んでいただけたようで何よりです♪

その他の物々交換による成果はこちらにまとめましたので、ご参照ください! 皆さん色とりどりのやりとりがあって素敵でしたよ!

本当の物の価値と円の価値が離れている

日本円のような通貨というものは物を交換する装置です。 物⇄円⇄物 ということですね。

そうなると、本来であれば

物の価値に合わせて円が変化していく

はずだったんです。 ところが今は、物の価値と円の価値に乖離があると考えています。それが一番の問題。。

どうして乖離があるの?

それはいろいろな理由がありますが、今回問題にしたいのは下記の2点です。

①東京での取引の規模が田舎に比べて大きすぎて、円が東京に影響されすぎている

②田舎側に自分たちで自分たちを値付けできる仕組みがない 

ものすごい極論を言うと、東京の人たちが「明日から水は1本100円じゃなくて200円にしよ〜〜〜」と言ったら全国みんな水の値段が2倍になるようなもんです。 東京には人がたくさんいますから、確かにその人たちが豊かに暮らせるような仕組みとして円が変化していくのは良いかもしれません。

ただ、それにしても影響されすぎだと思います。 東京の人たちしか見ていないんじゃないかっていうぐらい。

実は②がその要因になっているようなもので、例えば、松崎町にはお魚の値段をつける市場がありません。 昔はあったそうですが、なくなってしまいました。 そういう状態だと何が起こるか。

本来なら

松崎町で魚をとる → 松崎町の市場へ → 値付けされる → 町内の業者が購入する

みたいになるはずのところが、

松崎町で魚をとる → 東京・豊洲の市場へ → 町内の業者がわざわざ買いに行く

みたいになってしまうのです。 東京の市場に出入りする人は、どちらかといえばもちろん東京のお客さんメインになりますから、その値付けは東京の人たちの感覚が基本になります。

東京の人たちの感覚。。? タワーマンションが憧れだったり、タピオカが流行っていたり。。

その感覚はとてもじゃないですが、田舎にはありません。 でもそっちの感覚の方が取引の際の基準になってしまう。 その間には乖離があって当然なのです。

それなのに、通貨は同じ円。

それが問題を引き起こすのです。

乖離が起こす問題

その一つは、地方の価値が買い叩かれることです。

資本主義や市場経済があるとなんとなく、誰かの趣味趣向ではなく「多くの人が選んだものが売れていく・強くなっていく」平和的に選ばれているように勘違いしてしまいがちです。

ですが、実際には力を持つ一部の人たちの傾向に支配されてしまいます。 世の中カネってわけですね。。

例えば、ある農家さんが、

農家さん
農家さん
生活のためにはあと100万円ないと厳しいなあ。。このおいしい野菜を100万円で売ってこよう!

と思っても、

大富豪
大富豪
こんなもん、東京じゃ50万しか出さん!!
農家さん
農家さん
(え〜〜、、つくるのに60万かかるから赤字なのに。。でも50万でもないよりマシかぁ)
農家さん
農家さん
わかりました。50万でお願いします。。
大富豪
大富豪
(ラッキー♪浮いた50万で遊びに行こう♪)

みたいなことですね。 こんなわかりやすい悪代官みたいな方がいるかはわかりませんが。笑 むしろもっと悪い条件の場合もあるかもしれません。

でも、東京にお住まいの皆さんも実は無意識に買い叩いたりしちゃっていませんか??

一粒のお米をつくるのがどれだけ大変か。

一個の果実を収穫するためにどれだけの作業があるか。

一滴の牛乳をしぼるためにどれだけの人たちが関わっているか。

、、でも自分には関係ないし、安けりゃなんでもいいだろ〜

私たちは見えなくなってしまうと案外ひどい判断をしてしまうものです。 それが巨大な東京の人たちの感覚となって壁になってしまうのです。悪意はなくても。

乖離をなくしたい!

おいしいものを食べるには、おいしいものをつくっていただかなければなりません。

おいしいものをつくるためには、つくる人たちが幸せでなければなりません。 なぜなら、おいしいものをつくることは私たちが想像する以上に大変だからです。 本人たちがつくっていて楽しい!ぐらいの状況があって初めて完成するものです。

そのためには、つくる人たちが十分な価値を円によって享受でき、幸せであることが必要です。 心を込めてつくっている人たちの物が買い叩かれているなんてことはあってはならないのです。

それでも、現場の話を聞いていくと逆のことばかり。。 自分の子どもたちには農家なんて儲からないから継がせないよ、という人も多いのが事実です。

そんなの良くない! おいしいものが正義だ!! とは言っていても現実はそう動きません。。



物々交換は幸せの循環装置だ

気仙沼

そんな暗い現実がある中、私が行った物々交換ではたくさんの気づきがありました。一番大きかったのは、

物々交換をすると、物以上のコトも交換される

ということ。 実は、円を介して交換するのは合理的ですが、だからこそかなりたくさんの情報を切り捨ててしまっていたのです。

物にはストーリーがある

OO特産のもの

△△さんのもの

今だけしかとれない◻︎◻︎のもの

同じ米というものだったとしても無限にストーリーがあります。 全く同じ種類のものでも、今年のものと去年のものは違うでしょう。

私たちはそれを、「1,000円の米」ぐらいの情報しか認識できなくなっていたのです、円という合理主義によって。

物には想いがある

食べ物を例にとってみれば、あなたの口から入って消化されるだけの物が食べ物ではありません。

農作物であれば、土から芽をだして、誰かが水をあげて、収穫して届く。

その過程にあるたくさんの人々の想いは、値札には書かれていません。 言葉で伝えられる限界があるのと、それが円においてはコストになってしまいます。

でも、実際にはその想いが届いてこそ、私たちの”おいしい”と思う感覚はさらに研ぎ澄まされていくのです。

つまり、その想いを受け取らないということは”おいしい”と感じることを捨てているとも言えます。 それってとってももったいないことだと思いませんか?

今回の物々交換では、SNSを活用した人と人の情報の交換によりその取りこぼしも補填できました。 本当は現地に行ってみるぐらいの方が良いのですが、、それはまたこれからのお楽しみにしておきます!^^

おいしいものを食べる、そのことにシンプルになろう

「お金を払って、食べる。 そしてまたお金を稼ぎにいく。」

それって実はお金に支配されていると思いませんか。

【おいしいものを食べる】その目的を純粋に実行するためには、別に稼ぐが常に優先される必要はないのです。 こちらの成果をご覧いただければおわかりいただけると思います。

地域おこし協力隊をタグとして使おう

今や5,000人を超えているという地域おこし協力隊。 それだけの人たちが各地に広がっているということは他にはない要素だと思います。

その人たちが共鳴すれば、静岡県からでも宮城県、岡山県とつながります。 別にOO協定みたいなものがなくても。 情報はSNS、商品は郵送、それで十分つながれてしまうのです。

地域内の循環だけを生み出すのが地域おこし協力隊のタスクではないのかもしれません。 もっと広い視野で地域のみんなの幸せを考えてみませんか?

私はまだいろいろな価値をみてみたい!

まだ始まったばかりの物々交換。それでも、今までの人生では全く知らなかった価値に巡り合うことができました。

それが全国5,000人分散らばっているのか。。!?!?

私は楽しみで仕方ありません。

特に、地域では当たり前すぎて相手にされないようなもの。 そういうものにこそ奇跡がつまっていたりします。 いや、私にとってはとっても新鮮な価値になると思います。 だって私にとっては人生初なのですから。

そういうものを発掘して、交換する。

交換することは大事です。 交換することで「え、これってそんなに価値のあるものだったんだ」「こんなに人に喜んでもらえるものなんだ」と気づくことができるからです。

SNSといったテクノロジーがなかったころは「円」ぐらいでしか評価できなかったから、こんなもん価値ないよと思っていたかもしれません。 でも今は違うんですよ!^^


みんなに楽しみをお届けできるかもしれない、地域にあるその価値で。

まだまだ絶賛受付中ですので、お気軽にご相談くださーい!!

地域おこし協力隊と一緒にしゃべりながら交換しちゃおう!

「いきなり知らない人に送るのはどうなのかな。。」

そんな方々は是非こちらのイベントまで!!

ここで価値がたくさん交換されていけば、私の

多くの地域の価値を広げることができて

かつ

他の地域の価値を知ることで楽しくなった

感覚をもっと多くの人たちに共有していけるはずです。 是非是非ご参加ください!!

寺田健悟てらけん伊豆については地域おこし協力隊におまかせ!
こんなメリットがあります!
  1. 住んでいるからこそ知り得たおすすめ情報!
  2. 地域の人とネットワークがある!
  3. 経験に基づく安心の旅行ルート、プラン!

ご連絡お待ちしております!

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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