考え直したいこと

【年功序列が招く】世代間断絶と高齢者の孤独という深刻な事態【高齢社会を考える】

高齢者の孤独

日本が高齢社会になっている
という話はよく耳にするのではないでしょうか。

では、その
「高齢社会になったとき、
何がヤバイんだろうか」
ということについてどこまで
考えたことがあるでしょうか?

私は人口減少・少子高齢化が著しい
地方に住んでいるので
その大変さをいろいろと
間近で体験してきました。

そこから見えた今後の危うさ
について少し検討してみたいと思います。

こんな方におすすめ!

  1. 高齢社会になるイメージがわかない
  2. 高齢化ってどうなの?
  3. これから高齢化になっていきそうな気がする

世代間断絶と高齢者の孤独という深刻な事態

高齢化自体は良い悪いで
判断することではなく、
私たちに迫っている現実
とだけ言えると思います。

しかし問題なのは

高齢者が孤独になってしまう

という事態が多発してしまうことです。

高齢者は想像以上に孤独である

先日、松崎町のうたコンサート
という企画があり、
町民から募った歌詞で歌う
コンサートが披露されました。

その中の一幕にこんな歌詞がありました。

-後期高齢者のこもりうた-

今日も終わった 誰と話しただろうか!
今日も 誰とも会っていない
一日の終わり 床の中で思う
あしたも同じこと くり返すのかな!

これでいい はずもなく
けれども どうすればいいのか 淋しい

朝メジロの声を聞く 少年の頃 鳥かごを作った
あいつ元気だろうか 逢いたい

いかがでしょうか。

これが、ある意味後期高齢者の現実です。

妻に先立たれ
娘は自営業の家に嫁ぎ
帰省するのは2年に1回程度

知り合いたちも続々と先立ち
残された自分はどこへ

今回主人公とされていた方のセリフですが
これはおそらくどの地域でも当てはまるはずです。

(会場の様子はこちら)

年齢や同期重視の制度だとこうなる

私たちは小学校に入学する時点から
明確にO年生と割り振られ、

一年上であれば先輩
同じであれば同級生
一年下であれば後輩

と意識づけられてきました。

そして、その関係性は永劫変わることはなく
ずっと先輩は先輩であり続けます。

しかし、そうやって区切っていると
効率よく世代をまとめられるようで
実は長期的には困った事態を引き起こします。

それこそが先ほどの
高齢者の孤独です。

私たちのように若い世代であれば
一つ上だったり下だったりの
人々もたくさんいます。

しかし、これが60代後半にもなると
必然的に周囲が減っていきます。
しかも急に。

別に世代で何もかも
区切られているわけでもないので
本当は横断しても良いのですが、
歌詞の中にもある通り

どうしたら良いかわからない。。

学年意識が強いと
今までは近い世代であれば
簡単にコミュニケーションができたものの

それが離れてしまうと一気に
ハードルが高くなってしまいます。

10も20も年が離れた人と
会話する機会って少ないですよね?

定年退職し、
職場から離れてしまうと尚更です。

若い側もどう接して良いかわからない

私たちからしても
難しい側面があります。

価値観に違いを感じるし
生活時間も合わない、、

私も正直、この歌詞を見るまで
そんなに孤独であることを
知りませんでした。

しっかり勤め上げて
悠々自適で良いなぁ~

ぐらいに思っていました。

しかし、考えてみれば
自由である一方で
同じことの繰り返しという不自由
は確かにあるなあと思いました。

そして、残念ながら
その感覚自体を私たちは今、共有することは
できないなあと思ってしまいました。。

日々働かなくてはいけないし
同世代もみんなそうですからね。。

将来的な課題ではなく、今の課題である

この孤独を少しでも解決していく
必要があります。

これはずっと先の問題ではなく、
今まさに起きている
私たちの課題です。

年功序列をやめ、平等にしよう

年功序列、と聞くと
なんとなく
「年上を敬う」
というイメージがあると思います。

しかし、根源にあるのは
「世代間断絶」
だと私は考えています。

年上は年上

年下は年下

これってそんなに重視すべき
事象でしょうか。

年上を敬わないってことか!

経験を無視するのか!

そんな声が聞こえてきそうですが、
そういうことを言いたいのではありません。

どんな年齢であれ、
尊敬できる人は尊敬します。

年齢に関係なく。

それだけで良いはずなのです。

最近の若者
【差が歴然】年功序列マジでやめた方が良いよ【若者が優秀すぎ】 こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。 皆さんはまだ年功序列で生きていますか? 私ももちろん、先輩は先輩、...

特に最近の若い世代は優秀です。
驚くほどに。

そして、“年上だから敬う”という行為で
一番危ないのが
いつの間にか壁をつくってしまう
ということです。

あの人は年上

私たちとは違う

その意識を植え付けてしまうと
見えない壁ができてしまいます。

それが積み重なると
冒頭のようにいつか孤独なタイミングを
つくってしまいかねなくなります。

社会全体に組み込んでいかなければいけない

まだまだ自分には関係ないから~

そんな風に考える人も多いかもしれません。

しかし、これは私たち全ての人に
関係がある話です。

今の状況が続いていき
上の世代がまとまって高齢化していけば、
孤独を感じるままの人たちが増えます。

適切に社会参加できぬままいても、
年金や医療費控除という面では
社会のリソースを消費します。

人口が減っていく中で
社会の資源は無限じゃない。。

そして何より
社会につながっている感覚を
失いやすくなってしまう。。

社会福祉サービスを受ける世代と
提供する世代と分けていると、
増え続ける高齢者世代と減り続ける担い手世代
という日本の人口動態の中では
いずれ破綻が生じます。

あの人は高齢者だから、と
別にしておくわけにもいかないのです。

それを今からやめていかないと
私たちのころにも同じことを繰り返し、

さらにリソースは少なくなっていき
いずれ社会全体が落ち込んでいきます。

その序章が今、始まっていると考えないと
常に後手に回ってしまうのです。

是非後回しにせず
今から考えていきたいですね。

寺田健悟てらけん
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てらけん

ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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