有難いことに「地域おこし協力隊になってみたい!」
という方からお声がけいただくことが
最近は増えました。
危ないことも。。!
今日はそんな注意喚起を
したいと思います。
- 地域おこし協力隊になってみたい
- 地域おこし協力隊に興味がある
- これから地域おこし協力隊制度導入を考えている
Contents
地域おこし協力隊と地方自治体のミスマッチを防ごう

キラキラした活動ばかりが
ニュースになりがちな地域おこし協力隊。
でも実際の現場は少し状況が違います。
できる限りの準備はして
挑戦してみましょう。
オススメの制度であることは
間違いないです!^^
こんな点をチェックしてみよう!
私は地域おこし協力隊の中でも
たくさん他の隊員と会ってきた方だと思います。

例えばこんな17名へのインタビューをしたり、

隊員同士の情報交換を図る企画を実施したり、
合同研修に参加したりと
積極的に同じ隊員とお話してきました。
悪いところも聞いてきました!
その中でいくつか
「地域おこし協力隊になる前に
チェックしておいた方が良いこと」
がわかってきましたので、
書き起こしておきます。
- 過去に隊員の採用実績・卒業実績がある
- 今現在、各隊員が何をしているか明確にわかる
- 隊員に期待する役割を具体的に提示している
実際に活動している人たちがいて、
その人たちが満足しているか
が一発でわかる指標ですよね。
ただ、少しだけ注意しなければいけないのが、
基本的に良い情報しか流さない
というところです。
最初の話と同じで、
やっぱりできれば地域おこし協力隊を
採用して人を増やしたい流れがあります。
だから、当然良い情報を流して人を集めたいですよね。
そこを見極めたいときは、
- 最新情報がアップデートされているか
- 定期的に更新されているか
等を一つの指標にすると良いかと思います。
「頑張って活動しています!」
という内容が数年前から止まっていたら
ちょっと注意です。
誰も得をしないので事前に防ごう!
「あわなかったから」
という理由であっさり退任
なんてこともあるのですが、
それは隊員にとっても
受け入れ地域側にとっても
損しかありません。
隊員としても貴重な時間を失ってしまいますし、
自治体にとっても悪い事例ができるのは避けたいはずです。
可能であれば、
希望の地域を複数回訪問し
お互いにギャップをなくしてから
参加されることをオススメします。

私たちのように
すでに活動している地域おこし協力隊に
会ってみるというのも有効な手段だと思います。
遊びに行く、でけっこうですので
是非お気軽にお立ち寄りください!^^
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隊員の味方になってくれるかはわからない
地域おこし協力隊は地方自治体が
実施する制度なので、
「町や地域の人たちがなんとかしてくれるだろう」
と思ってしまう人も多いです。
全て見てくれるわけではありません!

行政の皆さんも
地域おこし協力隊を経験した人ではない
ので、勝手がわからないという
ケースも多いのが現実です。
その辺りを手探りで制度運用している
自治体も多いと思います。
ただでさえあまり大きな変化が起きにくい
行政というお仕事の中で、
新しく外部人材を突然採用するという
大変化。。
町長の一声で突然隊員採用が決まった
なんてこともあるので、
現場レベルではバタバタなのです。
地域おこし協力隊になった後のミスマッチは厳しい!

どうして私が地域おこし協力隊と
地方自治体のミスマッチを
これだけ防ぎたいかというと、
やはりその後に大きく影響してしまうからです。。
やめてしまうケースは発生している
地域おこし協力隊と検索すると、
各地で活躍している様子や
導入後に地域に良い影響を
もたらしたパターンばかりが
ピックアップされていますが、
残念ながらその裏で
任期途中で退任ということもある
のが現実です。
家族の事情等でやむを得ない
場合もありますが、
ミスマッチという事例もあります。。!
ところが、そういったニュースは
あまり外には出てきません。
隠しているというほどではないと思うのですが、
積極的に発信はしないですよね。^^;

基本的には今は
「東京一極集中から地方に人を流せ!」
という流れがあるので、
できるだけ地域おこし協力隊は良いイメージを
世間に広め、制度を応援したい風潮があるのです。
悪いことではないんですけどね。
とはいえ、完璧な制度ではないことも
知っていかなければいけないんじゃないかな
と個人的には思っています。
転居するので、退職を伴うことがほぼ必須
地域おこし協力隊の最低条件として、
住民票をうつすこと
が定められています。
そうなると、多くの方の場合が
退職して参加します。
きっと皆さんの場合もそうではないでしょうか。
人生の中でもそうない
決断でしょうから、
慎重に考えた方が良いかと思います。
と後悔される方も一部いらっしゃいます。
地域おこし協力隊はサラリーマンのお仕事と違って
自分で決めることが多い傾向にあります。
フリーランスで働くイメージ
が近いかも!
長年、サラリーマンとしてお勤めだった方は、
今まで当たり前だった型から抜け切れず
少し苦労されるそうです。
(私も多少ありました。。)
会社がやってくれていた事務処理
なんかを個人事務所のように
自分が全部やらなきゃいけないのは、
けっこうめんどうです。
苦しむぐらいならいっそ少し別の場所にうつろう
いろいろ準備もしたし
その後も努力したけど
なんか合わない。。
そんな状況に陥ってしまうことも
残念ながらあります。。
そんなときは悩み過ぎず、
別の場所で活動されるのも一つの選択肢だと思います。
地域おこし協力隊ではないキャリアも
他の地域での活動も
いろいろ模索してみよう!
地域おこし協力隊になってしまったから
永劫地域のために活動しなければいけないか
といったらそんなことはないと思います。
参加してみて気づくことも
あるでしょうし、
見え方が変わってまた元の生活に戻る
というのも素晴らしいことだと思います。
皆さんのキャリアにおいて
何かが一歩前進するチャンス
に地域おこし協力隊がなったら良いなと
思っております。

- 住んでいるからこそ知り得たおすすめ情報!
- 地域の人とネットワークがある!
- 経験に基づく安心の旅行ルート、プラン!
地域おこし協力隊は、その地域が好きで移住までしちゃったという人間たちなので、そんじょそこらのガイドさんには負けませんよ!
ご連絡お待ちしております!
てらけん