こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。
地域おこし協力隊の任期と言えば【最大3年間】。。
それは長いようで過ごしてみるとあっという間です。 私もいつの間にか3年目。。ほとんどの協力隊の皆さんが「いつの間に!?」という感覚で任期を終了しています。
だからこそその後にどうつなげていくかが難しい!!
でも、たくさんの協力隊の方とお話した私だからこそ思う解決策がありますので共有させていただきます。
- 地域おこし協力隊って3年後は不安じゃないの?
- 地域おこし協力隊が情報発信する必要ってあるの?
- 隊員期間中からやっておいた方が良いことがあれば知りたい
Contents
地域おこし協力隊で得たことを効果的に活かすために!

地域おこし協力隊で得たことを効果的に活かすために必要な事、それは、
とにかくメディアで発信しておくこと
です。 メディアと言ってもたくさんの種類がありますね。SNSだけでも、instagram,twitter,facebook…、その他にもブログやYoutube、無限に手段があると思います。
「どれが良いの~~??」
と思うかもしれませんが、私はどれもやってみた方が良いと考えています。
SNSは怖くない
SNSに馴染みがない方ほどそんな風に心配されている方も多いと思います。
結論から申し上げますと、よっぽどのことがない限りあなたが炎上なんてすることはないので大丈夫です。 むしろ、炎上したならお見事!とも言えるぐらいです。^^; 笑 (もちろん、炎上した方が良い!という意味ではありませんよ!)
なぜなら、世の中には物凄い量の情報が溢れていて、一つや二つのネタを私たち程度の影響力の人間が情報発信したところでかき消されてしまうからです。 炎上が頻繁に起きているようにニュースでは思えますが、あれはそれだけ注目度の高い方が発言されてこそなのです。燃えやすい方々なのですね。
実際の経験としても、私はほぼ一年以上SNSの更新を行ってきましたので、400回近く情報を流してきたわけですが、一度もそんなことは起きませんでした。 多少波風がたつことはありますが、それで生活に支障が出るようなことは全くありませんでした。
だからと言って何でもあり、というわけでもないのですが、世の中の人たちは言うほどあなたの情報を見ていないというのを前提に置いていても間違ってはいないかと思います。
記録するクセをつけておこう
これはやってみるとわかることなのですが、SNSを更新し続けるというのは想像以上に大変な作業です。
ですが、慣れてくるとあるときからわかってくるようになります。 わかってくる、というよりも、肩の力が抜けてくると言った方が正しいかもしれません。
無理やりアップするような感覚ではなく、「あ、こんなもの見つけたから報告しておこう!」ぐらい気楽に投稿をできるようになったら儲けものです。 そのころにはきっと「気になるものはとりあえず写真におさめておく」クセがついていることでしょう。そうなると後々見返すことができて楽です。
私も元々は写真なんか撮らないタイプだったので苦戦しましたが、慣れてくると最初ほど苦痛ではなくなります。 記録を撮ることが楽しくなる瞬間さえあります。
不思議なもので、「発信しなきゃ!」と思うと同時に「だったら素材をたくさん用意しておかなきゃ!」ということで記録し始めるのですね。
つまり、
発信すること=記録すること
であり、発信し続けていれば記録し続けることにもなるんです。
ですから、「自分のミッションは情報発信役です!」という人がいると、生産者からいいとこ取りする胡散臭くて薄っぺらい人だな。。という印象もあるかもしれませんが、実は博物館の館長のように資産を記録・管理する人でもあるわけなんですね。 情報発信役、大事!!
地域おこし協力隊が情報発信して得られるメリット3点!

さあ!情報発信で、今日からあなたも博物館館長!^^ なんて言われてもピンときませんよね。笑
そこまで権威のある立場になるのは難しいですが、たくさんのメリットがあります。その内の一部を書き起こしていきます。
①いろいろな人に伝えやすくなる
世の中には、言葉じゃうまく説明できないことってたくさんありますよね。
- 素晴らしい景色!
- おいしい料理!
- 楽しい人々!
でも絶対面白いから伝えたい。。!!
そんなときには写真や動画つきの投稿がひとつあるだけで一発で解決できます。
こんな感じですね!^^
静岡県で一番ちいさな町・松崎町は花とロマンの里で、田んぼをつかった花畑という企画があって、そこでみんなで種まきして楽しくて、、、
なんて長ったらしく説明されるよりも、この投稿見て!!の方が伝わりますよね。
さらにこの投稿で言えば、いいね!と押してくださった方がたくさんいらっしゃることもパッと見でわかって、「お、なんか盛り上がってるな〜♪」という感じがさらに伝わっていきます。 こういった熱量も言葉ではなかなか伝えるのが難しいですよね。
②振り返ることができる
あれ、、確かこんなことを過去に言っていた人がいるな。。
そんな風に記憶が曖昧になってしまうことってありますよね。
そんなときのために日々の活動を投稿しておくと便利です。
「伊豆っていろいろな柑橘があるんですよね?詳しく知りたいんですが、どうしたら良いですか?」
というような相談を受けたときに、ふとこんな投稿があったのを思い出して返答しました。 投稿にしておけば、「いつ・誰が参加したのか」が明確になっているので良いですよね! もし連絡をとりたければそのままコメントするだけでアクセスできます。
③今までなかったご縁につながる
毎日同じメンバーばかりでなかなか話が進まないな。。
地方のように人が少なくなってしまった地域は尚更そうです。 それだと解決できないことも多い。。
でも、日々投稿をしていれば、思わぬところでつながる可能性があります。
この投稿は約1年前ですが、このときにいただいたコメントから田んぼをお借りし、耕作放棄地対策としてチャレンジが始まりました。
こんなこと、最初は誰も想像していなかったのですが、いつの間にか実現してしまいました!^^ これからも楽しみです!
補足:どのツールを使った方が良い?
上記ではFacebookでの投稿ばかりを取り上げましたが、ツールはどれでもかまいません。
ただ、それぞれのツールにそれぞれの傾向があるので、できればその窓口は広げておいた方が良いです。 その分チェックが大変にはなりますが、、 門戸はできるだけ大きく開いて可能性を1%でも高めましょう!
結論:地域おこし協力隊は今から発信し始めよう

上記の項目であげた3つのメリットは正直言って氷山の一角です。
それ以上にもたくさんの波及効果があったのですが、書き連ねたらキリがなさそうだったので今回はやめました。 なにより、そのメリットをダラダラ言うことよりももっと伝えたいことがあったのでやめました。
その伝えたいこととは、
地域おこし協力隊やそれに近い皆さんは、
今すぐメディアで発信を始めよう
ということです。
こちらの記事では、農家さんとSNSという切り口からメディアでの発信の重要さを解説しました。
要は、農家さんは農産物をつくることでしか価値を生産できないと考えがちですが、その生産の過程や生活さえもメディアで発信すれば価値に変換できるからもったいないよ!ということを伝えています。
これは地域おこし協力隊についても全く同じことが言えます。
- 面白いものを見つけた!
- こんな新しい考えに出会った!
- これからはこういうことをしたい!
その一つ一つを記録して残しておけば価値になるのです。
じゃあ記録しておくには? というところで、
発信すること=記録すること
を続けていくことで、オリジナル地域情報博物館館長になれば良いのです。
地域おこし協力隊という期間はとても短く、やれることは限られています。しかもその後につなげられるかもわからない。。
でも、こうやって記録に残しておけば、あなたの経験を顕在化し、貯蓄することができます。 あとはこれを切り出して使っていけば、きっとあなたの将来のためにつながっていくはずです。 その資産を積み上げるための3年間と思えば、なかなか歯ごたえのある投資と言えると思います。
そして、それを地域のためにも活用できそう!というイメージを皆さんで膨らませていくととってもワクワクしますよ!^^
【こんなご縁もありました!】
いつ・どんなタイミングでご縁があるかはわからない! だからこそ今からあなたの資産を博物館におさめて整理しておきませんか? きっとそれを継続していれば、素敵な巡り会いがあるはずですよ!

- すでに1年以上かけてメディア発信した実績!
- 隊員やその他の方々とのネットワークがある!
- 経験に基づくアドバイスや連携ができる!
まだまだ微々たるものですが、今からスタートするという方をバックアップすることはできると思います。 是非協力させてください!
てらけん