地域おこし協力隊

【実態告白】地域おこし協力隊はヒーローじゃない!失敗します。【いろいろな人がいます】

地域おこし協力隊はヒーローじゃない

こんにちは!静岡県伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

テレビやラジオのような大きなメディアでは「地域おこし協力隊の新しい力が町を元気にしています!」という明るいニュースが取り上げられがちですが、実際にはもっと根深い問題があります。

その部分はあまりメディアでは取り上げられなかったりするので、今回はその点についてしっかり議論していきたいと思います。

こんな方におすすめ!
  1. 教科書的な地域の課題ではなく、現場の実態を知りたい
  2. 地域おこし協力隊とは言っても信頼できるのか疑わしい
  3. 地域おこし協力隊の実態がわからない



地域おこし協力隊はヒーローじゃない!失敗します。

地域おこし協力隊制度が導入されてから10年。全国各地で活躍する地域おこし協力隊がメディアで取り上げられています。 じゃあ「やっぱり地域おこし協力隊って良い人たちなんだね!」というと、

地域おこし協力隊はヒーローではありません

と断言できます。

地域おこし協力隊ってどういう人たち?

地域おこし協力隊は、

  1. おおむね1年以上3年以下の期間、
  2. 地方自治体の委嘱を受け、
  3. 地域で生活し、
  4. 各種の地域協力活動を行う人たち

です。 これはあくまでも定義のものなので、「実際どうなの?」というところは下記の記事の中で17名の隊員経験者のインタビューから解説しています。

ざっくり言うと名前の通り「地域をおこす人」なのですが、その「地域をおこす」ことに確実な定義がないためにときには理解されにくい人たちになっています。 一方で、新規就農制度のように確実にならなければいけない形があるわけでもないので、展開には幅があります。

言ってしまえば、使い方次第でいくらでもアレンジできる制度なのです。 そこに対して17名の皆さんがそれぞれのやり方を実践されているので、是非ご覧になってください。

地域おこし協力隊って善い人?

それはなんとも言えません。

これが今日の結論かもしれません。。 例えば、あなたはボランティアをしている人は全員善い人だと思いますか? それと全く同じです。

地域おこし協力隊である、というと、なんとなく慈善団体とかに興味がある人という響きがあるかもしれませんが、そこは本当に人それぞれです。

ある側面ではすごく善い人! でもここはちょっとわからない人だよね。。

そんなことはよくありますよね。 それが人間というものです。

地域おこし協力隊って優秀?

それはおそらく違うと思います。

なぜなら、本当に優秀な人材であれば、地域おこし協力隊なんていう制度を活用せず、自分で資金調達して事業をおこして、活動すれば良いだけの話だからです。

私たちはなんだかんだ言って「国の補助制度を利用して活動している人」ですから、初動においてかなり楽をしています。

ですので、もし皆さんの周りに「地味だけど、自己資金やスキマ時間で地域おこし活動をされている方」がいらっしゃったらその方をものすごく尊敬してください。

その方の方が後々必ずのびます。 なぜなら、初動で苦労をしているからです。 自分で言うのもなんですが、その方々の方が最後の最後で覚悟を決められる人です。

今頑張ってる隊員の人たちは優秀じゃないって言うのか!

そういうことではありません。 その方も能力があって素晴らしい方だと思います。尊敬しています。

でも、本当に優秀ですごい人であれば地域おこし協力隊という制度は利用しません。 世の中の起業家がそれを示しています。



地域おこし協力隊とちょうど良く関わる方法

善い人もいるし、そうでない人もいる地域おこし協力隊。 ある側面ではとても優秀だったりするけれども、完璧な人材であるとは言えないと思います。

じゃあどんな風に関われば良いの。。?

そこにはコツがあります。

過度な期待をしない

まず第一に、期待をしすぎないことが重要です。

前述した通り、本当に優秀な方であれば、別に地域おこし協力隊なんていうサポートを受けずにガンガン事業を展開していけます。 そうではない時点で、一気に何かを革新する人材ではないのです。

じゃあ大したことない人たちなの。。?

それは違うと思います。 というよりそんな可哀そうなこと言わないでください。。(;´Д`)

一気に革命的なサービスをおこす、ZOZOTOWNの前澤社長のようでなくても、活躍できる可能性を十分秘めています。 何より、ものすごく課題を解決してくれるとしても前澤社長のようなキャラが強い方がいきなり地域に来られたらちょっと困っちゃいませんか?

その点、ちょうど良いゆるい人たちなのです。 おそらくその方が地域には適した人材であると言えると思います。

だから、「お!頑張ってるね!」ぐらいに期待しておくのが正解です。

期待されても難しい

地域おこし協力隊として派遣されてきたんだからなんとかしてくれるんだろう

残念ながらそれは間違いです。 地域おこし協力隊はどこからともなくやってくるスーパーヒーローではなく、生身の人間です。 そして、お金を儲けるなら都市の方が条件が揃っているのに、そういう選択よりも田舎を選ぶどちらかというとおっとりした方が多いのが実態です。

たくさんの地域おこし協力隊とお会いして実感しました。 特に、前職で都市銀行に勤務していたので、そこの雰囲気とはまるで違うタイプだなと強く感じます。 ゴリゴリのパワータイプではないです。

いろいろなことに悩み、失敗し、一歩ずつ進んでいく方が多いのです。

変な人もいる

(「お前がそうだろ!」はてらけんには言わないでおいてあげてください。。(;´Д`))

今となっては5,000人という人数規模にもなり、なんとなく市民権を得てきた地域おこし協力隊ですが、そんなキャリアをわざわざ選択してくる人はまずまともじゃありません。

普通の企業や制度からは少しはみ出した毛色を持つ方が多いです。 とある研修ではこんな感じでした。

参加者の服装だけ見ても、スーツ=行政関係者、それ以外=協力隊、という構図が印象的でした。笑 みんな業務だし、平日なんですけどね。スーツなんて着る人がほとんどいないんです。協力隊。 (私はいつも松崎稲作塾オリジナルポロシャツを愛用しています!)

静岡県の賀茂地域局で局長を務められている北村誠

面倒な人もいる

これが一番厄介です。 ちょっと変わってるな~ぐらいなら、その分どこかで才能があったりするので良いのですが、迷惑な方々も地域おこし協力隊には含まれがちなんです。。 そして、そういう人の方が目立っちゃって最終的には「やっぱり地域おこし協力隊は。。」となるケースもあります。。

そんな人ばっかりじゃないですよ! 地域おこし協力隊!

ある程度それを見分けることはできます。 私の経験則ですが下記のような感じです。

  1. 行動を起こさない
  2. のに、文句は言う
  3. 過去のことをむしかえす
  4. 具体的な成果がない
  5. 時間にルーズ
  6. 突然音信不通になる
  7. 人の話を聞かない
  8. よって、自分の話は長い

だいたいこんな感じです。 (てらけん、危ないんじゃね。。?(;´Д`))

要は、上司にしたくない人ですね。

そして、これを逆にすると良いパターンの隊員も透けてみえてきます。

  1. 行動を起こす
  2. 文句を言わない
  3. これからどうしたら良いか、を考えている
  4. 具体的な成果を残す
  5. 時間を守る
  6. 連絡がマメ
  7. 人の話を聞く
  8. 端的に伝えることができる

要は、仕事ができる人ですね。 (こうありたいもんだ。。!(;´Д`))

最近のこういう優秀なパターンの方は、だいたいSNSの活動でわかっちゃいます。 なぜなら、行動や成果を残している人なら、別に当たり前のことをしていても形になってしまうからです。

具体的に見ていきましょう。

いかがでしょうか? 皆さん素晴らしい活動の数々ですね! 私も頑張ります!

くれぐれもご注意いただきたいのですが、「じゃあ何も報告があがっていない人はダメなの?」というとそういうわけでもありません。 地道な活動を展開されていたり、発信が苦手なだけの方もいらっしゃいますので、一概には言えません。 あくまで参考程度にご覧ください。

まあ、苦手でという方でも素晴らしい活動されていると今の時代何かしらのメディアには取り上げられるとは思いますね。 そして、ある程度活動していると発信も重要だということに気付かれる方が多いです。

結論:隊員だから、ではなく人を見よう

地域おこし協力隊は特別な資格があるわけでもなく、多種多様な人材を受け入れるための制度・きっかけでしかありません。

善い人もいればそうでない人もいますし、優秀な人材もあればそうでもない人材の場合もあります。

だからこそ、必ずしも褒めたたえる必要はないですし、逆にいつでも下に見るのも良くないのです。

大切なのは人と人のご縁ということ。 何がどうあれ、その場所で巡りあえた事実は貴重なチャンスです。 できれば幸せな形で着地したくありませんか?

きっとそれができれば、みんながヒーローになれるのではないかと思います。

寺田健悟てらけん地域おこし協力隊も含めてみんなでヒーローになろう!

地域おこし協力隊についてのご相談があればお気軽にお問合せください!

ご連絡お待ちしております!

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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