この仕組みが危ない

【補助金がガン】道の駅を地方創生の目玉にすると危ない理由【小規模計画を】

道の駅が危ない

道の駅を整備しました!というと、
一見新たな集客が見込めそうに思えてしまいますが
それはもう昔の話です。。

なのに、松崎町ではプロジェクトが
絶賛進行中。。(かなり迷走していますが^^;)

一度冷静に考察してみたいと思います。

こんな方におすすめ!

  1. 道の駅は効果的だと思っている
  2. 公共事業は進めた方が良いと思う
  3. 地域活性化の起爆剤になると

道の駅を地方創生の目玉にすると危ない理由

今回のプロジェクトはズバリ
2億6,000万円の支出。。

静岡県で最も小さい町・松崎町からすれば
とても大きなコストです。
それが一番危険なのは

身の丈に合わない計画が
後に負債を残してしまうから

なのです。。

計画が大規模になりがち&税金で賄いがち

今回の計画のように、
道の駅の構想のようなプロジェクトは
地方自治体が主導することも多いです。

町がやるなら安心だね!

、、そう思ったら大間違いなのです。。

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行政の皆さんは
稼ぐということに関して
非常に弱い側面があります。

税金で活動することが主なので、
基本的には利益を出さない
という構造なのです。

だからそもそも向いていない。。!

その上、町が関わっているなら
予算もかけられるだろう、
赤字もなんとかなるだろう、
といつの間にか計画が大きく膨らみがちです。

町民に忖度して
豪華なものにしちゃうんですよね。。

今の地方自治体には
そんなに余裕のある財政なんてない
のですが、どういうわけか税金だと
使えてしまいます。

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とにかくつくってしまおうになる

この計画、正直難航しているのですが
行政側とするとできるだけ進めたい方向で
どんどん調整しています。

わざわざそんなことをするのはなぜか。

もちろん、町に収益をもたらしたい
という気持ちもありますが、
それよりも大事なのは
過疎債という仕組みを今なら使うことが
できるからなんです。

過疎対策事業債(かそたいさくじぎょうさい)は、過疎地域自立促進特別措置法平成12年法律第15号)第6条に規定する過疎地域自立促進市町村計画に基づいて実施する公共施設や情報通信基盤等整備する事業を対象とする債券である。

wikipediaより

債券、ということなので
言うなれば借金です。

過疎地域応援のために
お金貸すよ!

っていう制度なわけです。

(そもそも自主財源比率1/3なのに
また借金。。)
というところは百歩譲っておいといたとしても、
どうしてこれをわざわざ急ぐのでしょう。

それはただ、期限があるから
ということだけなのです。

使えるものは使える内に使おう!

それがもちろん町のためになっているのなら
万々歳なのですが、
そうもいかないのが実態です。

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建てた後のコストが莫大な重荷になる

2億6,000万円ものお金をかけた施設は
なかなか規模の大きいものになります。

こ、これを運営するのに
光熱費・人件費でどれぐらいかかるのでしょう。。

本当なら厳密に計算しなければ
いけないのですが、
残念ながら今のところは
松崎町のほぼ町営組織
「一般財団法人 松崎町振興公社」さん
で運営するそうです。

要するに税金。。
税金がどんどんどんどん
投入されていくわけです。。

税金が投入されるなら
安心じゃない?

いえいえ!
むしろ逆です。

税金が投入されるので、
赤字になっても補填されてしまいます。

(本当はそれもおかしな話なんですけどね、、)

どんなに実質は赤字でも、
税金で最終的には埋め合わせる。

じゃあその税金はどこから出る?
と考えると、そう
私たちのお金なんです。。

これがこの先何年も重荷になってしまう。
ちょっと怖くなってしまいますね。

地方創生を道の駅で実現するなら小規模から

とはいえ、
成功している道の駅のパターンもあります。

その事例を見ていると
地方創生の鉄則ともいえる法則が
見えてきます。

自分たちでできるところから始めよう

とにかく「できることから」ということです。

シンプルだけど一番大事!

別にハコを用意しなくても
どこかに出張して販売することもできます。

その中で、
「どうやったら売れるのか?」
「どういうものが求められているのか?」
がわかってきます。

同じ松崎町内にも
すでに地元の方から始まった
素晴らしい直売所の仕組みがあります。

地元の人たちがつくったものを
地元の人たちに安く買ってもらう。

それを小屋から始められて
今は大繁盛店!^^

やっている中で段々と拡大していった
素晴らしい事例です。
まさにこうして始めていくことが
重要です。

売る相手を明確にし、徹底的に営業しよう

地元の人に売るのか、
それとも観光客や町外の人に売るのか、
でも大きく目的が変わってきます。

こちらは関東圏に出張した際ですが、
3日間という短期間でまさかの完売!

他では味わえない幻のポンカンに
多くの方が興味をもってくださいました。

このときは駅前のデパートということで

  • それなりに余裕がある
  • おいしいもの・安全なものに興味がある

ということを前提として
販売をしました。

見た目よりもストーリーや味。
そういう希望のあるお客様に
たくさんお買い上げいただけました。

豪華なハコがなくても
十分に相手に売ることはできると
実感した瞬間でした。

やめる選択肢を残しておこう

最後は「やめる」ということについてです。

やる前から”やめる”なんて考えるなよ!

というのは少し的外れだと思います。

やってみて気づくことというのは多いです。

  • 実は採算が厳しい
  • 労力がかかりすぎる
  • 事情が変わってしまった

そんな中でも無理やり実行しても
お互いに損をするばかりです。

それならキッパリやめましょう。

これができるのも
小規模で始めればこそ
なのです。

先ほどの出張販売であれば、
あくまで私一人で行っていたことなので
調整できなければ参加せずで終わります。

しかし、大きい設備ができてしまうと
少なくともそこへの投資が回収できるまでは
嫌々でも営業しなければいけません。。

そんな状況では
上がる売り上げも上がりません。。

潔くやめる。
これも重要な決断です。

残念ながら松崎町の計画は
もはや後に戻れない感じなのですが、
他の地域ではそうならないよう
願うばかりです。

寺田健悟てらけん
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てらけん

ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

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