現役の方に伝えたいこと

終わってからが本当の地域おこし協力隊#02

徳島県の那賀町の地域おこし協力隊OBの桑高仁志

こんにちは!伊豆・松崎町地域おこし協力隊のてらけんです。

本日は過去の投稿の続き!

以前の投稿はこちら!

終わってからが本当の地域おこし#01

地域おこし協力隊合同研修兼、

地域みりょく発見!トークイベントが実施されました!!

実際の現場のお話がとても貴重で勉強になったと同時に、懇親会までとても盛り上がりました!^^



地域から求められること

事務局機能

事例【大正琴教室の高齢化】

地域の人たちから見れば圧倒的に若い私たち地域おこし協力隊によく求められるパターン事務局機能

地元団体と役場の中継、事務書類の作成、情報更新等。

手書きならまだ地元の方々にも依頼をお願いできるものの、【Wordファイルをメールに添付】なんてもはやタブーです。笑

パソコンなんてなかったり、基本的に役場の誰かにお願いしていたりするものを「ちょうど良い!協力隊の君に!^^」という形でよく依頼されます。 私もたくさんあります。笑

地元団体の活動自体は素晴らしくて、良いことなんだけど、事務処理ができなくて継続できない。。そんなケースがよくあるんですね。

桑高さんの場合も同じで、高齢化によって団体維持の危機に瀕していたおばあちゃんサークルを、事務局だけは自分が担うことで継続させたそうです! それに加えて、おばあちゃんたちの家庭の味を世代の違う街の子育てサークルとつなげることにより、多世代交流を実現しました。

ここがけっこうポイントで、

①まずは事務局機能をお手伝いし、輪の中に入る。

→②そこで関係を築いてから新しい活動へ展開!

は、とても有効な手段です。

「事務局機能なんてただの事務・雑務じゃん。。」

と思ってしまってはいけません! そういう困っていることを解決することから信頼が積み上がっていきます。 もちろん、無理難題まで請け負うと厄介なんですが、、最初はここから始めるのが無難でしょう。

写真・記録係

事例【愛育班の解散】

これもよくあるパターンです。写真・記録をとってくれ。

え。。自分写真家でも無いんだけど、、^^;

安心してください。プロ級の写真でなくても大丈夫なケースがほとんどだと思います。もちろん一生懸命は撮りますが。

私の場合は、学生時代に買ったミラーレス一眼のオート設定で十分対応できてます。

(↑それで良いのか、、?^^; 笑)

大概は役場の職員さんたちが対応していたりしますが、実はそこを請けるのがチャンスです!

桑高さんの場合は、ちょうど解散のタイミングの地域団体の集合写真を依頼されて、その話の流れで「なんとかならないかな」という相談を受けたんだそうです。

写真・記録係であれば、最初から重大な役席はつかないまでも、その時間中は団体内に入り込むことができて、しかもいろいろ話を聞くことができます

その意味で、「カメラで撮ってますよ〜」感は醸し出しておいた方が良いので(笑)、一眼のカメラをぶら下げておくと良いですよ!^^ 仕上がりも、頑張らなくても一味違います!

地域に提供していきたいこと

ここからの内容も、正直いえば「地域から求められること」なのですが、どちらかというと”潜在的に”求められていることで、ちょっとこちらからアクションを起こすことで顕在化する「地域から求められること」じゃないかなということで別の章にしました。

事務局機能や写真・記録係は目に見えて不足しているから、”直接”「地域から求められる」に対して、”こっちから探していって結果的に”「地域から求められる」ことでしょうか。。? ちょっと内容を見て差を感じていただけたらと思います!

地域外とのパイプ役

地域に入っていると「地元の人たちってみんな顔広くてすごいなぁ〜〜」とよく思います。

ちょっと道を歩けば「みんなに挨拶されてる」笑。 凄まじいコミュ力です。^^;

じゃあ「地域の人たちって人材ネットワークがめちゃめちゃ広いのか?」というと、実はそうでもありません。

あくまで“その地域において”「顔が広い」んですね。

限定された地域においては、本当に知らない人はいないほどの有名人。

でも、一歩そのエリア外に出てしまえば認知度がほぼなし。みたいなことですね。 当然といえば当然で、芸能人でもなければ有名作家でもない普通の一般人ですからね。

接点がなかった人たちとは全然知り合いじゃない。

だから、「地域外の人を呼ぼう!」と思っても、最初のフックがなかったりするんです。 知り合いではあってもそんなに頻繁には連絡をとらなかったりとか。

その点、地域外から来ている私たちは利があります。 親戚を呼ぶだけでも、地域内にはないコミュニティを流入させることができます。

もしSNSをやっている方なら、「こんなとこに今いるよ〜!」なんて投稿すると、「え〜!面白そうじゃん!今度行きたい!」とか、「今度会ったら話聞かせて〜!」とかはよくあると思います。

自分からすればただの友達との世間話程度かもしれませんが、地域からすれば立派な観光客候補or後続人材候補。 そこを活かさない手はありません。

あなたが「顔が広い」かどうかは関係なく、呼べる人が一人でもいれば活かすべきです。親しくて呼びやすい人ほどどんどん呼んじゃいましょう。

たまたま呼んだ友人Aが案外ハマって他の友人Bを呼んで来てくれたりします。

「パイプ役」なんていうと、いろいろビジネス的な話まで接待しなきゃいけないようにも感じてしまいますが、そこまでしなくても全然良いのです。 一人知り合いをお客さんにするだけ。 その「たまたまの縁」が地域の中と外をつなぐ可能性を数%でも上げるのです。

半分持論ですが、パイプ役になるかどうかは確率を上げておくしかない。「この人なら良いパイプ役になる!!」と思っていた人がその地域で機能するかどうかに絶対はないと思います。 人と人の出逢いは読めぬものです。

桑高さんの場合

【おばあちゃんのスキル×学生の出会いを演出】

これは素晴らしいと思いました。さすがです。

もっと具体的に言うと、【学生団体:空き家改修プロジェクトとの連携】

貧富の格差が激しいアメリカで、「インディアンに建築学生が家をプレゼントする」という企画からアイデアを得た取り組みだったそうです。

おばあちゃん側からすれば、改修なんていう重労働を若者に任せることができる。学生側からすれば、古民家再生による「在来工法」の実践学習と設計/施工/民泊交流を組み合わせた域学体験という貴重な時間を過ごすことができる。 まさに一石二鳥ですね。

さらに素晴らしいのが、ただのプロジェクトで終わるのではなく、【人が、人に会いに来る流れを作りたい】というビジョンのもと実践したこと。

古民家ゲストハウスをオープンすることはあくまで過程であり、その先にもっと大きな目的がちゃんとあったんですね! それは地域で活動することをずっとされてきた桑高さんならではのクレバーな考えだと思います。

そうして完成したゲストハウス杉の子は、桑高さんがずっと地域で実践「してきたことの継続・拠点・ナリワイづくりの場」となり、現在も多くの那賀町の人に会いにくる人を増やし続けています。

素晴らしいですね!!^^

最近は空き家改修や、古民家活用の事例も増え、多くの地域で稼働していますが”ただキレイにしただけ”のハコモノでは地域のためにはなりません。 むしろ、足枷になってしまう恐れもあります。

表面上だけのかっこよさだけを実践してはいけませんね。とても参考になります。 是非一度泊まってみたい。。^^;

そんな素敵な取り組みをご紹介できたところで今日はここまで!^^ 次回をお楽しみに!!

続きの投稿はこちら!

終わってからが本当の地域おこし#03

てらけん





ABOUT ME
てらけん
静岡県富士市出身。仙台で建築を学んだり、信託銀行で金融を学んだり、伊豆で地域おこしをしたり。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です